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Ib ~とある美術館での物語(4)~

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深部



「あれ?分かれ道になってるよ?」

あれからしばらく進んだところでメアリーがそう言った。

道はT字路になっていて左右に少し進んだ先にそれぞれドアがあった。

T字路となっている通路には絵が一枚飾ってあったが何も描かれていなかった。

「さて、どちらに進みましょうか」

「わたしとイヴで左側を見て来るからギャリーは右側を見てきて」

「わかった、こっちは任せて」

「うん、じゃ 行こイヴ」

そう言うとメアリーは私の手を引いて左側のドアへ向かった。

ドアの前に着いて調べてみるとドアには鍵はかかっていなかった。

「ギャリー、こっちは開いてたけどそっちはどう?」

「こっちはダメね、鍵がかかっていたわイヴ」

返事をしながらギャリーはこちらへやって来た。

「それじゃ 早速この部屋に入ってみようよ」

そう言うとすぐにメアリーは部屋へ入ってしまった。