Ib ~とある美術館での物語(4)~
「・・・あのさ、もしもだよ?もしもここから二人だけしか出られなかったらイヴはどうする?」
「え?そうだなぁ・・・。やっぱり三人で一緒に出たいから三人で出られる方法を探すよ」
「そ、そう・・・。・・・そうだよね。」
「そうだよ。みんなで一緒に出られるように頑張ろう」
「・・・うん、頑張って出ようねイヴ」
「うん。あっ!メアリー、あれ見て」
私とメアリーが話している間にドアが見えてきた。
「やっと新しい部屋だね。早速入ってみようよイヴ」
私はうなずくとメアリーと一緒に部屋に入った。
部屋にはドアが三つあり色は、赤、青、黄色の三種類だった。
他には壁に絵が数枚飾ってあるだけだった。
作品名:Ib ~とある美術館での物語(4)~ 作家名:エグゼター