二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
エグゼター
エグゼター
novelistID. 43539
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Ib ~とある美術館での物語(5)~

INDEX|6ページ/23ページ|

次のページ前のページ
 


「あら?イヴにギャリー、なにかいいもの見付けられた?それより見て見て!この子がくれたのキレイでしょ!」

そう言うメアリーの手には赤いバラが握られていた。

「メアリー・・・それ・・・そのバラは・・・」

「え?・・・あぁ、もしかしてこれイヴの?道理で見たことあると思った!」

「メアリー、お願い・・・それイヴに返してあげて」

「えー・・・どうしよう・・・」

そう言うとメアリーはうーんと言いながら首をかしげた。

「イヴは返して欲しいの?」

「え?・・・うん、返して欲しいよ」

「そうねー・・・じゃあ・・・ギャリーのバラと交換して?」

「!・・・アタシのバラと?」

「ギャリーのバラって青色だよね?わたし赤も好きだけど青はもっと好きなの!」

メアリーは笑顔でそう言った。