BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS-
2012年 7月28日
僕達は夏休みの初日にドラえもんにとある無人島へ連れて行ってもらった。
誰にも邪魔されず好きなことをやって思う存分バカンスを楽しんだ
そして、帰宅の日……
三日も見ていない家族の顔が見れると思うとなんだかうれしい気分になる
だけど、待っていたのは地獄だった……
ウィイイイン
のび太の部屋の中にどこでもドアが現れる、そしてその中から1人の少年と1体の青いロボットが出て来た。
少年の名は野比のび太、そして、ロボットの名前はドラえもんというのだ
のび「楽しかったよ。ありがとうドラえもん」
ドラ「へへへ、ありがと。みんなにそう言ってもらえるとうれしいんだ」
のび「みんなで遊べてうんとハッピーだったよ。いつもありがとう」
ドラ「うん、いいってことさ」
のび太以外の3人はすでに家へ帰して別れを告げたところである
のび太はスマートフォンで時間を確認する
ドラ「早く帰れたから僕はみーちゃんに会いに行ってくるよ」
のび「ああ、うん。わかった」
ドラえもんは窓からタケコプターを付け外へ行く
のび太はカバンの中を整理した後、あくびをする
のび「ふぁ~なんだか疲れたな~少し休んでからママに会いにいこ~と」
のび太は数少ない自分の特技である昼寝を始める
眠りにおちる前、何かの呻き声がしたが……それは地獄の街の音色であった
ウア~~~~~~
のび太が起きる、おそらく1時間ぐらい寝ていただろうか
まだ少し眠い体を起こし、頭を掻く
のび 「さてと、僕もママに顔を見せてこなきゃ」
と、言い、重い足を動かしのび太は階段を下りて1階のキッチンへ向かった
その時、風向きが変わった
のび「なんだろう……嫌な予感がするな」
のび太は少し緊張した面持ちで台所へ行く
のび「ママただいま」
のび太ママは屈んで何かをしていた
そこから動かない
のび「ママどうしたの?」
まだ反応がない どうやら聞こえていないようである
のび「ママっ!!」
と、のび太が叫ぶと、ママはゆっくりと振り返った
ああ〜〜〜。」
ママは変な唸り声をあげていた。
のび「ママ!?一体どういうこと!?」
一体どうなっているのかわからず、のび太は硬直する
のび「パ……パパッ!」
そして振り返ったママの後ろにのび太パパの姿があったが頭と胴体が切り離されており、頭の半分は頭蓋骨が露出していた
どうやら噛み砕かれたような跡が残っていた、なにやら食いちぎられたようだ
のび太はしばらく硬直していたが、ママが近づいてきたので我に返った。
のび「くそっ!」
近づいてきたママに包丁で体を切り裂くとママは倒れる
のび「どうしてママがこんなことに……とにかくドラえもんを探そう……何かの間違いだ、きっと」
のび太は玄関に向かい、玄関の戸を勢いよく開けた。
のび「な……なんだこれは!?」
周りには血だらけで倒れている人、それに群がる人々、ママみたいに四つん這いになっている人などがいた
そして、辺りを見れば市民を守るはずの警察官の死体もそこらに転がっている
化け物だらけの街と化している!!
のび「い……一体どうなっているんだ?」
のび太は慌てふためくがあの化け物が近づく
のび「くそぉ!とにかく逃げるしか……こっちかな!?」
のび太は右往左往しながら逃げる
方向も分からずただただ走る
化け物たちが近づいてきたがなりふり構わず持っている包丁で切り裂く
すると、一つわかったことがある、彼ら……いや、奴らは頭、眉間あたりを攻撃するとすぐに倒れるのだ
どうやら、脳を攻撃すれば一撃必殺が繰り出せそうだ
のび「頭が弱点かぁ……」
アア~~~~~~
のび「うわ!」
しかし、さすがに包丁だけでは大勢の化け物とは戦えないようだ
のび太は包丁を持って走り回っているとなにやら大きい建物についた
のび太がいつも通っている学校である
のび「学校か……でも、ここなら広くて安全だし……何より誰かがいるかもしれない!」
のび太は期待を募らせ、学校へ入ろうとする
のび「ん?」
ところが……そこへ後ろから何者かが現れる……
サングラスを掛け黒いコートを着た大男である
どうやら、明らかに殺気を放っている、しかもやたらと強そうである
のび「なんだあれは……今までとは違うぞ!」
のび太は包丁を構える
しかし、大男が走ってきてのび太にタックルをする
のび「ぐっ!」
のび太は吹き飛び、正門付近まで飛ぶ
のび「くそ!やっぱり違う!」
のび太は学校の中へ逃げ込む
学校の中に入るとすぐさま目の前に銃をこちらに向けて立っている男の人がいた!
のび「撃たないでください!人間です!」
男「伏せろ!」
のび太は伏せる!
ダダダダダダダダダ!
轟音とともに弾丸が飛んでいき、大男のコートに当たる
さらに顔面にもヒットし、大男はバタッと倒れる
男の人は何回か頷き、サブマシンガンを下げて外を見渡し、ドアをしめる
男の人「ARE YOU OK?(大丈夫か?)」
のび「え?あ……はい」
男の人はこちらを向いて喋る
黒髪のショートに頭にバンダナを被り、黒シャツにジーンズに金のネックレス……何より特徴なのは男性にしては甲高い声である
のび「ありがとうございます」
のび太が礼をいうと男の人が握手を求めてきて握手をする
マーズ「オレはたなかs……いや、マーズってんだ。ナイストゥミーチュ。フリーターだぜ」
のび「野比のび太です。よろしく」
マーズ「ああ、のび太くんよろしく頼むぜ。堅苦しい挨拶は一旦置いといてそこで休もうぜ」
マーズという男は学校の保健室を指差す
のび「そうですね」
のび太とマーズは保健室に入る
season1 -BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS-
僕達は夏休みの初日にドラえもんにとある無人島へ連れて行ってもらった。
誰にも邪魔されず好きなことをやって思う存分バカンスを楽しんだ
そして、帰宅の日……
三日も見ていない家族の顔が見れると思うとなんだかうれしい気分になる
だけど、待っていたのは地獄だった……
ウィイイイン
のび太の部屋の中にどこでもドアが現れる、そしてその中から1人の少年と1体の青いロボットが出て来た。
少年の名は野比のび太、そして、ロボットの名前はドラえもんというのだ
のび「楽しかったよ。ありがとうドラえもん」
ドラ「へへへ、ありがと。みんなにそう言ってもらえるとうれしいんだ」
のび「みんなで遊べてうんとハッピーだったよ。いつもありがとう」
ドラ「うん、いいってことさ」
のび太以外の3人はすでに家へ帰して別れを告げたところである
のび太はスマートフォンで時間を確認する
ドラ「早く帰れたから僕はみーちゃんに会いに行ってくるよ」
のび「ああ、うん。わかった」
ドラえもんは窓からタケコプターを付け外へ行く
のび太はカバンの中を整理した後、あくびをする
のび「ふぁ~なんだか疲れたな~少し休んでからママに会いにいこ~と」
のび太は数少ない自分の特技である昼寝を始める
眠りにおちる前、何かの呻き声がしたが……それは地獄の街の音色であった
ウア~~~~~~
のび太が起きる、おそらく1時間ぐらい寝ていただろうか
まだ少し眠い体を起こし、頭を掻く
のび 「さてと、僕もママに顔を見せてこなきゃ」
と、言い、重い足を動かしのび太は階段を下りて1階のキッチンへ向かった
その時、風向きが変わった
のび「なんだろう……嫌な予感がするな」
のび太は少し緊張した面持ちで台所へ行く
のび「ママただいま」
のび太ママは屈んで何かをしていた
そこから動かない
のび「ママどうしたの?」
まだ反応がない どうやら聞こえていないようである
のび「ママっ!!」
と、のび太が叫ぶと、ママはゆっくりと振り返った
ああ〜〜〜。」
ママは変な唸り声をあげていた。
のび「ママ!?一体どういうこと!?」
一体どうなっているのかわからず、のび太は硬直する
のび「パ……パパッ!」
そして振り返ったママの後ろにのび太パパの姿があったが頭と胴体が切り離されており、頭の半分は頭蓋骨が露出していた
どうやら噛み砕かれたような跡が残っていた、なにやら食いちぎられたようだ
のび太はしばらく硬直していたが、ママが近づいてきたので我に返った。
のび「くそっ!」
近づいてきたママに包丁で体を切り裂くとママは倒れる
のび「どうしてママがこんなことに……とにかくドラえもんを探そう……何かの間違いだ、きっと」
のび太は玄関に向かい、玄関の戸を勢いよく開けた。
のび「な……なんだこれは!?」
周りには血だらけで倒れている人、それに群がる人々、ママみたいに四つん這いになっている人などがいた
そして、辺りを見れば市民を守るはずの警察官の死体もそこらに転がっている
化け物だらけの街と化している!!
のび「い……一体どうなっているんだ?」
のび太は慌てふためくがあの化け物が近づく
のび「くそぉ!とにかく逃げるしか……こっちかな!?」
のび太は右往左往しながら逃げる
方向も分からずただただ走る
化け物たちが近づいてきたがなりふり構わず持っている包丁で切り裂く
すると、一つわかったことがある、彼ら……いや、奴らは頭、眉間あたりを攻撃するとすぐに倒れるのだ
どうやら、脳を攻撃すれば一撃必殺が繰り出せそうだ
のび「頭が弱点かぁ……」
アア~~~~~~
のび「うわ!」
しかし、さすがに包丁だけでは大勢の化け物とは戦えないようだ
のび太は包丁を持って走り回っているとなにやら大きい建物についた
のび太がいつも通っている学校である
のび「学校か……でも、ここなら広くて安全だし……何より誰かがいるかもしれない!」
のび太は期待を募らせ、学校へ入ろうとする
のび「ん?」
ところが……そこへ後ろから何者かが現れる……
サングラスを掛け黒いコートを着た大男である
どうやら、明らかに殺気を放っている、しかもやたらと強そうである
のび「なんだあれは……今までとは違うぞ!」
のび太は包丁を構える
しかし、大男が走ってきてのび太にタックルをする
のび「ぐっ!」
のび太は吹き飛び、正門付近まで飛ぶ
のび「くそ!やっぱり違う!」
のび太は学校の中へ逃げ込む
学校の中に入るとすぐさま目の前に銃をこちらに向けて立っている男の人がいた!
のび「撃たないでください!人間です!」
男「伏せろ!」
のび太は伏せる!
ダダダダダダダダダ!
轟音とともに弾丸が飛んでいき、大男のコートに当たる
さらに顔面にもヒットし、大男はバタッと倒れる
男の人は何回か頷き、サブマシンガンを下げて外を見渡し、ドアをしめる
男の人「ARE YOU OK?(大丈夫か?)」
のび「え?あ……はい」
男の人はこちらを向いて喋る
黒髪のショートに頭にバンダナを被り、黒シャツにジーンズに金のネックレス……何より特徴なのは男性にしては甲高い声である
のび「ありがとうございます」
のび太が礼をいうと男の人が握手を求めてきて握手をする
マーズ「オレはたなかs……いや、マーズってんだ。ナイストゥミーチュ。フリーターだぜ」
のび「野比のび太です。よろしく」
マーズ「ああ、のび太くんよろしく頼むぜ。堅苦しい挨拶は一旦置いといてそこで休もうぜ」
マーズという男は学校の保健室を指差す
のび「そうですね」
のび太とマーズは保健室に入る
season1 -BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS-
作品名:BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS- 作家名:シド