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BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS-

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ドガ!
男子トイレのドアを蹴飛ばし、中を調べる
電気は通っており、意外にもきれいである……そして、奴らはいないようだ

のび「よし、大丈夫。奴らはいないようだよ」
太郎「ありがと、のび太にぃ」

太郎とのび太はトイレの中に入り、太郎を空いている個室トイレに入れようとする

のび「ここ空いてそうだ」

のび太は個室トイレのドアノブに手を掛ける
その時、ドアは一足早く開く!
のび太はいったん退く!ゾンビかもしれない!

……人であった

?「あー気持ちよかった、たっくろくに頭もねえからなかなか話が進まねえぜ」

少年だった、といっても背は小さいだけで高校生ぐらいだろう
男の人はこっちを見て、片手で何かを念じる手つきをした、否、どうやら謝っているようだ

男「わりいな貴様ら、いいぞ、使ってくれ、僕は執筆で忙しいんや」

男は何も持っていなかった。関西弁訛りがある男なようだ……執筆……小説家であろうか?
そして、洗面器で手を洗うとトイレを出て行った

のび「一体何者なんだろ?」
太郎「う~とにかくここ使わしてもらおう」

太郎はさっきの男が使っていた個室トイレに入る
のび太は個室の外から話し掛ける
マーズに言われたとおりに化け物たちが来ても対応できるよう、「マケドニアシューター」を持ってきている

のび「どう?もうおわった?」

太郎はこたえる

太郎「いやぁ~もうちょっと……」

太郎が答えるとのび太は少し肩をすくめる

のび「まったくしょうがないな~……おや?」

のび太は入口付近を見逃さなかった……どうやら何者かが入ってきたようである
もちろん、大体こういう時……何が入ってきたかは想像がつく

のび「太郎……終わってもそこを動いちゃだめだよ」
太郎「……え?」

のび太はマケドニアシューターを構える
ああ〜〜〜
やはり3体のゾンビが呻き声を出して近づいてきたのである
意外にスピードが速く驚いたが冷静になる

のび「よし!これがあれば僕は負けないぞ!」

のび太は向かい来るゾンビに向かい、引き金を両銃同時に弾く
ババババババババババ!
引き金が意外に軽すぎて、サブマシンガンの如く弾丸が飛んでいった
激しい銃声をたてて次々銃弾がゾンビ達の体を貫く
一体のゾンビが死に物狂いでのび太に近付いてきた

のび「やめろ!」
のび太はすかさず前蹴りをかましゾンビを押しのける
さらに頭に向け発砲する

パァン!
ゾンビはその場に倒れる、もちろん首なしになったが
さらに一体、死んだと思っていたがまだ息があったのか這っている
のび太は助走をつけて顔面向けて蹴りをかます
すると頭が吹き飛んで壁に張り付いた

のび「ふぅ……もう大丈夫だな」

のび太はマケドニアシューターから出た煙を息で吹き、ホルスターに直す

のび「太郎。もう大丈夫だよ。皆の所に戻るぞ」

太郎が心配そうにして出てきた

太郎「のびにぃ、大丈夫だった?」
のび「うん、まぁね。さぁ、行こう、みんなが待ってる」
太郎「うん!」

保健室に戻ると、のび太は、トイレでの出来事を皆に話した

のび「なんとか無事に終わったよ……」

みんなは驚く
静香「凄いわのび太さん。1人で3体のゾンビを倒しちゃうなんて」
健治「へへへ、なかなかやるじゃねぇか」

ジャイアンも感心した

ジャイ「さすがはのび太。銃の腕は一人前だな。のび太もやるようになったじゃねぇか」
マーズ「Very good.マケドニアシューターを自分のwife(オンナ)にしてんな!」

ジャイアンはパソコンを操作しているスネ夫に話しかける
スネオはどうやら難しい言語を打ちこんでいるようだ

ジャイ「どうだ?スネオ、いけたか?」
スネ「もうちょっと……よし!侵入成功。今から防火シャッターを開けるよ」

スネオがPCのenterを押すと遠くで物音がした
どうやら開いたようだ
そしてジャイアンが皆に向かって話し掛けた。
ジャイ「よし!それじゃあ別れて行動だ。皆幸運を祈る」

それぞれのグループが保健室を出て行く
そして、のび太とマーズもそろそろ保健室を出ることになった
マーズは金田に話しかける

マーズ「おい、Mr.金田。そろそろオレらも行くが気をつけろよ。そうだな、あんたには……」

マーズはホルスターから拳銃を取り出す
ペネッタM92F。米軍でも使用されている拳銃だ
それを金田に渡した後、多少の弾を渡す

マーズ「いざとなったらこれを使え、わかったな?」
金田「う……う~む……」

金田はペネッタを持って見つめている

のび「後は頼みました。っていっても、またここに戻ってくる時もあるかもしれないけど」
金田「うむ、その……なんだ……」

金田は何か言おうとしているようだ

のび「?」
金田「気をつけてな……後、すまないが、よかったら救助隊の要請もできたらでいい、お願いしてもよいか?」
のび「はい、もちろんです」
金田「う……うむ」

金田は後ろを向いてしまった

マーズ「のび太boy,そろそろ行くぜ」
のび「はい」

マーズとのび太は保健室を出る

作品名:BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS- 作家名:シド