BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS-
のび太とマーズは再び銃を構える
のび「さてと……このバリケードどかしたらやっぱり一気にゾンビ来ますよね」
マーズ「う~ん、でもやっぱ脱出するにはこっちしかないしな~こっちにはなんと窓がねえかんな~」
のび「そうですね……」
マーズ「とりあえず、オレがバリケード一気に崩すからのび太boyが……」
その時、いきなりバリケードが崩れた!
マーズとのび太が銃をドアに向ける!
マーズ「What?なんだ?」
その時!いきなりドアが破られ!ゾンビが現れた
しかし、ただのゾンビではない、顔が真っ赤になっていて爪がのびていた
のび「なんだこいつは!?さっきまでと違う!」
マーズ「気をつけろ、どうやら暴走してるようだぜ!」
マーズはスマートフォンをそのゾンビに向け、写真を撮る
のび「マーズさん!それは!?」
マーズ「これはサーチアプリだ。Oh,my god!くそったれ、クリムゾンヘッド!!どうやらゾンビの奴ら急に強くなったりするらしいぜ」
マーズはサブマシンガン「UZI」をクリムゾンヘッドに向けて連射する
しかし、クリムゾンヘッドは長い爪を振りまわしてきた!
マーズ「Oh!」
のび「うわ!」
マーズとのび太は一時後退する
マーズはUZIを絶え間なく連射し、辺りに弾丸が飛ぶ
のび太は転がりながらマケドニアシューターを連射し、クリムゾンヘッドを退かせる
マーズ「Now!」
マーズはソファを持ち上げ、クリムゾンヘッドの脳天を兜割りかます
クリムゾンヘッドはその場に倒れる、というかめり込んだ
マーズ「しつけえことがわかったな」
のび「ええ」
マーズとのび太は一旦校長室を出る
その時、女の影が映る
のび「おや?あれは聖奈さんかな……いや、しずちゃんかな……」
マーズ「ん?」
マーズは覗き込む
すると、マーズは驚いて影に指をさす!
マーズ「あ!あいつは!」
マーズは走りだす
のび太は驚いて後追う
マーズ「のび太boy!あいつだよ!あいつがリミカだ!」
のび「えぇ!?」
のび太には見えなかったがマーズがどんどんと追い掛ける
マーズ「あのヤロー逃げやがった!済まねえのび太boy!オレはあいつを追う!悪いがここは頼んだ!」
のび「リミカさんですか!?」
マーズ「Yes!その通りだ」
のび「了解です!気を付けてください!」
マーズ「すぐ戻るよー」
マーズはのび太に向けて何かを投げる
どうやら写真のようだが……
写真を拾って見ると、どうやらマーズさんが写っていて横には蒼い髪の女の子が映っている……
これがリミカという人であろうか?
マーズは走り去って行った
のび「わ!」
男「どけじゃまや!」
何者かが走っているスピードにとぶつかり、こけてしまう
男はそのまま走りながらこっちを向いて言った
よくみたらさっきトイレで出会った男である
男「のび太ごめ~ん!」
のび「な……なにがどうなっているんだ?」
のび太が後ろを振り向くと……
アアアアアアア!!
大量のゾンビである!
のび「くそ!やるしかないのか!」
のび太はマケドニアシューターを構えて連射する
ウウウウウウウウ
ゾンビ達を撃ち抜いていくうちにのび太はとんでもない事に気づく
のび「しまったもう弾が!」
ゾンビはまだ少し残っているようだ!
しかし、マケドニアシューターの弾が尽き、非常にマズイ状態になる
のび「あわわわ、やばい!」
のび太は焦る!
だが、そこへ……
パンパンパン!
いきなり弾丸が飛んできてのび太は伏せる
ゾンビ達は倒れ、動かなくなる
のび「スネオ!聖奈さん!」
スネオと聖奈であった
どうやら助けに来てくれたようだ
スネ「銃声がしたから駆けつけてきたんだ」
のび「ありがとう、助かったよ」
聖奈「ほんとよかったのび太くん」
聖奈はマーズがいないことに気付く
聖奈「あら?マーズさんは?」
のび「ああ、何だか探している人を見つけたらしくて駆け出していっちゃったよ」
スネ「なるほどな、じゃあのび太これからどうするんだよ」
のび「う~ん、しょうがない……僕だけで探索するよ」
スネオと聖奈は驚く
スネオ「おいおい。大丈夫かい?」
聖奈「さっきもゾンビ達に襲われたし、少々危険すぎませんか?」
のび太は堂々として言った
のび「大丈夫です。僕の銃の腕は時空一だからね」
聖奈「え?」
のび太はかっこよく銃を構えるポーズをとる
スネオが笑う
スネ「そうだったな!じゃあ、また何かあれば助けをよんでくれよ」
聖奈「道中。気を付けて」
のび「ああ、ありがとう」
スネオと聖奈と別れてのび太は再び探索を続ける
のび「しかし……マーズさんって何者なのかなぁ~怪しさ満点だ」
「おい!」という声が後ろから聞こえる!!
のび太は包丁を構えて後ろを振り向く!
作品名:BIOHAZARD -DEAD CITY EXODUS- 作家名:シド