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ひゃくのえ
ひゃくのえ
novelistID. 43952
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涼宮ハルヒの真実

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昼休み
「…長門!」
「!」
「赤縁、いるか?」
「…」コクン
「赤縁さん、呼んでる」
「あら?」

「SOS団?」
「長門のためにも」
「…お願い」
「ええ、いいわ」


「これはこれは」
「古泉。新規団員は?」
「僕ですか?僕は機関からの指示で。もう間に合ってます」
「朝比奈さんは?」
「階段で誰かを脅迫していました。泣きながら」
「脅迫!?泣きながら??」
「様子を見に行きましょうか?」


ー階段ー
「お願いです!お願い!お願いですぅ!」
「あ、キョン!これはいったい?」
「知らん」
 脅迫されていたのは、工藤か。
 工藤は俺、長門とはクラスが違うが、不思議探検のさい、くじ引きで一等を当てた運の良いやつだ。
「朝比奈さん。なぜ彼なんですか?」
「これが規定事項だから」
規定事項なら、仕方ないよな。工藤。
「おいおい!キョン君。これは」
「諦めろ」
「ま、まてぇーーー!」
朝比奈に頼まれてよかったじゃないか。工藤よ。


ー放課後ー
「…」チーン
「工藤、傷だらけじゃないか」
「キョン、てめぇ…」
「すいません」と朝比奈さん。
「いや、いいです。どーせ、御坂に殺されてましたから」
「…入って」
長門か。
「文芸部ですか?ここ?」
「貸している」
「そうなんですか」
「赤縁さん、工藤。お前らに聞くが、普通の人間だよな?」
「ふふ、私は違いますね」
「赤縁さん、違うんですか?」
「ええ。私は長門さんの同類。慎重派ですので」
「工藤は?」
「生まれつき運がいいだけだ」
「そうか」
よかった。未来人じゃなくて。
「あとは古泉とハルヒか」
「あのぅ、キョン君は?」
「そこです」
「…」
「な、なんで締め上げられてるんですかぁ!?」
「暴れたものでして」
俺が連れてきたのは林田だ。


プルル…
「失礼します」
「古泉か」
「ええ」
「どうした?」
「ハルヒさんはそちらに?」
「いいや」
「いま、機関にいるんですが」
「どうかしたのか?」
「あ、いえ。すぐに行きます、と伝えといてくれませんか?」
「ああ」

作品名:涼宮ハルヒの真実 作家名:ひゃくのえ