涼宮ハルヒの真実
「古泉は遅刻です」
「そうですかぁ」
「…」ピコピコ
「長門、何をやってるんだ?」
「ゲーム」
「そうか」
「ごっめーん!遅くなったわ!」
「あ、あのぉー////」
「お、おい!姉貴!」
「2人よ!」
「…ハルキは理解出来る。が、その白衣の美少女はだれだ」
「ゆーたん」
「だれ?」
「謎の転校生よ!」
「…え?豊田?こいつが?」
「そうよ」
「なぜ女に?」
「わからないわ!いきなり女の子になるんだもの」
ハルヒしかいないだろ。泣いてるし。
「ハルヒがぁ…声かけてきてぇ…ぐすん」
豊田の説明
1 ハルヒが声かける
2 ハルヒが「白衣の可愛い美少女」と言う
3 こうなった
「…てことか」
「あ、あぁ…」
ポロポロと涙が出ている。
「可愛いですねぇ」
と朝比奈さん。
「それよりキョン!あんた、忘れたの?」
「いいや。そこに縛り上げてある」
「…どうも」
「林田よね?」
「そうだ。こいつはな、メガネを取ると」
「とると?」
ワクワクしている。
「こうなる」
「な、なにこれ!?萌えよ!萌え!」
「友人だと思っていた」
「林田、俺がいる」
「古泉くんは遅刻だけど、ひとりひとり、面接といきましょうか!」
ご機嫌だな。
長門は赤縁さんのゲームにはまってるし、工藤は本、朝比奈さんはお茶。
ユーナ(ハルヒ命名)とハルキは面接。
ま、全員がまる貰うだろう。
「あ、遅れました」
「どうも」
「恋人か?」
「そんなんじゃありませんよ」
「君がキョンくん。覚えてないかもしれないけど、久しぶり」
「…?」
「小2の時、転校したっきりだから」
「あ、確か…中田?」
「ええ」
「古泉との関係は?」
「単なるクラスメート、親友です」
「そうか?機関のご友人だろ?」
「彼女は…関係があります。ただ、スポンサーです。異世界人ではありますが」
「今、何て…?」
「異世界人、です」