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ミーメvsシャカ

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そしてミーメが感覚を失うほどに、彼の小宇宙は徐々に増していくことを、シャカは気付いているのだろうか?
『これで最後だ!第五感・剥奪!!』
とうとうミーメは五感全てをシャカによって剥奪されてしまった。
もはやなにもできない。
本当に人形にようにただ佇むだけのミーメ。
『・・・哀れなものよ、もはや心臓しか動いていない、まさに生ける屍に成り果てようとは・・・・』
シャカは、これもせめてもの情けと、ミーメの心臓に止めを刺そうと近づいた。
すると!
ガシッ!!
『・・・・!?』
突然、動けるはずのないミーメが、シャカの腕を掴み上げたではないか!
それにはさすがのシャカも驚きを隠せなかった。
『な!これは一体・・・!?』

(フ、かかったね、シャカ!)
ミーメはシャカを羽交い絞めすると、小宇宙会話で耳元に囁いた。
(私は、君がいつも瞳を閉じているのは、視力を絶つことにより、その分小宇宙を高めていると気付いていたよ。ならば私も君のように五感を全て絶つことで、さらに小宇宙を増大させて、とうとう第六感にまで至ったという訳だ!)
『なに!?では君はあえて私の天舞宝輪にかかり、五感全てを剥奪されたというのか!?』
(ああ、そうでもしなければ、神に最も近い男といわれる君に勝てないと思ったのでね!悔しいが、これで相子だ)
ミーメの小宇宙がさらに高まっていく。
『ま、待て!このまま小宇宙を燃焼させて爆発させたら、私はおろか、君自身まで粉々に消滅してしまうのだぞ!それでもよいのか!?』
(仕方ないだろう・・・・私1人の命で、神に近い君を殺せるのならば安いものだ。後の事は、他の神闘士達に任せるよ・・・)
『き、君は・・・・!?』
そして・・・・
ミーメの小宇宙が最大限にまで膨れ上がり、とうとう爆発した!
凄まじい衝撃が廃墟跡を飲み込む。
その衝撃の収まった後には・・・・もはやミーメとシャカ、2人の姿はその場から忽然と消えていた・・・・

ムウは、その衝撃を柱の陰で回避していたが、
『・・・・シャカ・・・・』
2人の消えた辺りを呆然と見つめて、一言呟いた。
『・・・やれやれ、また、次元の狭間にでも迷い込んでしまったのでしょうかね?』
と。

作品名:ミーメvsシャカ 作家名:れみあ