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新生勇者戦記ブレイヴサーガ・ディザスター 第93話

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  光 「聡、律っちゃんに言ってやれー!!彼氏が暴力しますって!!」

  蓮 「俺は軽くヘッドロックしただけじゃー!!!」

  光 「カノジョノオトートハ、タイセツニシマショー・・・。」

  蓮 「うっせー!!」

  たちまちぎゃーぎゃームードがメンバーの前列で巻き起こる。真ん中ではこのムードに入
っていけない琢磨と當哉。さらにその後ろにいる撫子や直は勇士朗たちとの面識はほとんどな
いので、当然ではあるが打ち解けづらそうであった。

  先の蓮が言った撫子に関しての事は少し聞こえていたが、みんなあえて触れなかった。

  琢磨 「・・・おおお!!」

  當哉 「テンションたけーぞ・・・。」

  撫子 「えーとっ・・・!」

  直 「賑やかな人達ね・・・。」

  俊と涼がそんな4人にフォローするように話しかける。

  俊 「まー、俺達はいつもあんな感じだ。あの二人がぎゃーぎゃーやって俺と勇士朗がつ
こんだりする・・・。」

  直 「へぇ〜・・・イイバランスが成り立っているんですね。」

  涼 「で、ボクはソレに巻き込まれる・・・でも、またそのノリが楽しいんだ!ところで
君達は同じクラスなの?」

  撫子 「あ、違います。私と聡君たちは同じクラスですけど、直先輩は2コ上の先輩です
よ。」

  直 「私があの子達の中で一番上です。ちなみにこの當哉くんは同じ部活の後輩。」

  急に意中の先輩に振られて対応に困る當哉。とりあえずぎこちない挨拶をした。

  當哉 「え?!あ、ちーす・・・。」

  涼 「そんなに緊張しなくても。時期に慣れると思うよ。それにしても俊さん、この方が
人数多くて楽しくていいっすね!」

  俊 「そうだな。な!勇士朗!」

  勇士朗 「え?!ああ!ところで、さやかちゃんはこっちでの生活は慣れたか?」

  さやか 「初めに比べれば結構環境もかわってきたし、だいぶ慣れたかなー?うん。律さ
んも、家の人達もみんな優しいし・・・特に作ってくれるハンバーグがおいしいし!」

  出会った当初のダークネスなオーラは影を潜め、本来の彼女ともいえるかのような明るさ
になっていた。これも本人いわく、田井中家のおかげだろう。

  更に言うなら琢磨とカイゼルファイヤーの存在も大きい。だが、勇士朗はあえて戦いの話
はしなかった。今日は待ちに待った学園祭の日だからだ。

  勇士朗 「そうか、ならよかった。今日は学祭だ、楽しく行こうぜ。」

  さやか 「はーい!」



  そして学祭会場に着き、色々な店を回る。その中でやはり蓮と光がやらかす。マンモスの
肉屋の前であたかもCMをするかのようにテンションを上げてマンモスの肉を略称しながら食
す。

  蓮 「マン肉うめーなーっ!!マン肉っ!!おーマン肉ー!!」

  光 「おーおー!!マン肉マンマーンっ!!」

  確かに「マンモスの肉」を省略して言っているのだが、どうしても「あっち方向」の言葉
に聞こえてならない。無論、彼らはソレを意識してテンションを上げる。

  CMどころか営業妨害だ。店の子の表情が早くも気まずくなり始めた。

  俊はこの状況にツッコミをソッコーで入れにかかった。

  俊 「やめろおめーらっ!!!営業妨害だっっ!!!」

  ソレに伴って聡達3人組みも普段のテンションになり、打ち解け始める。あっち方向の話
でテンションがあがるのはコレもまた男子の性(さが)なのだろう。女子がいることを忘れて盛
り上がる。

  當哉 「マン肉だって・・・!!!マン肉っ!!ぐひゃひゃあ!!」

  聡 「ぎゃはははははは!!マン肉っっ!!・・・・あっ、噛んだら肉汁出てきた!!」

  當哉 「いえーいっ!!しるしるー!!」

  琢磨 「あわわわわ・・・お前ら、それ以上やめろーっ!!!」

  撫子や直、さやかがいることを考慮した琢磨のツッコミも、空しくスルー。この後、ある
意味の最強合体が生まれる。

  蓮 「しるっ!!マン肉の肉汁っ!!!ひひひひゃひゃはははは!!!」

  蓮と光、聡と當哉のコラボが始まった。ある意味火に油だ。

  當哉 「しるっすよー!!しるしるしー!!じるるるるー!!ぎゃははははは!!!」

  光 「この汁、なんて言う?ん?この汁〜!!ぎゃふへへへへはっ!!!」

  聡 「おおおお・・・これはっ!!!」

  當哉 「え?!マン肉の肉汁だから〜・・・マン・・・。」

  俊はこれ以上は流石にマズイと判断。刹那レベルでツッコミに入った。光と聡、當哉にゲ
ンコツを食らわし、元凶の蓮に蹴りを入れた。

  俊 「やめええええええええっっ!!!」

    ゴゴッゴンっ!!

  光・聡・當哉 「いてええええ!!」

    ドォガアアアアアアッ!!

  蓮 「ぐええっ!!?なんで俺だけ蹴りなんだッッ?!!」    

  俊 「おめーが発端だからだぁあああ!!」

  たちまち注目の的となってしまう勇士朗のメンバー。女子高のど真ん中であることが更に
恥ずかしさを増させる。勇士朗は軽く頭をかかえて「あちゃー」とやっていた。

  このやり取りをクレープを食べながら女性陣3人が見ていた。撫子は感性が天然なのか、
くすくすと笑い、直は呆れ顔で佇む。更にさやかが一言呟く。

  撫子 「くすくすっ、みんなおもしろーい!」

  直 「・・・・恥だわ。」

  さやか 「なんで男子って下方向の話で馬鹿騒ぎするのかしら・・・。」



  なんだかんだで澪達のロミジュリの公演があと少しまで迫っていた。舞台裏では唯と律が
カーテン越しに会場を見る。

  律 「おお!!いるいるー!!」

  唯 「いよいよだね、りっちゃん!!あー、澪ちゃんファンクラブのコもいる!」

  「ファンクラブ」の言葉を聞いた和が、思い出したかのように更なる止め(?)を刺す。

  和 「あ!ファンクラブで思い出した!!明日のライヴ、曽我部先輩も来るって言ってた
わ!来れたら今日も来るって!!」

  澪 「っ!!またプレッシャーがぁ〜。」  

  るーと涙を流す澪。元々プレッシャーに弱い彼女。そんな澪を紬が励ます。ついこの前の
事件を乗り越えた同士だけに、説得や励ます力が増す。

  紬 「大丈夫よ!!澪ちゃん!!今までずっと練習してきたんだから!!いろんなこと乗
り越えて・・・そう、いろんなコト・・・乗り越えて。」

  紬は少し切なげな表情を浮かべる。澪は共感せずにはいられない。そして思い起こす。今
こうしてこの場所に臨めているのは勇士朗とファイバードの存在があったからこそ。

  和 「そうよ、澪!自信もって!!勇士朗君も応援してくれてるんでしょ?」

  今までの練習の成果を後悔なく出し切る。深呼吸して澪は紬と和に返事をした。

  澪 「・・・・・ふぅ・・・・うん!そうだな!ありがとう、ムギ!和!」

  律もこのやり取りを見ながらにっと笑うと、向こう側でバックアップを勤める姫子にアイ
コンタクトを取る。

  律 (うん!)

  姫子 「(・・・うん!)それじゃ、みんな円陣組もうか!」