ぼっち人生を謳歌する方法。ミカンは俺の嫁2
今日もロンリーボーイで飯を食べる。
確か今日は午後から実技が入っていたから午前中は授業も無かったはずだよなぁー。
と思いながら、なにくわない顔で周りをチラリと視線だけで見渡した。
前髪があるからか、誰も俺の視線は気づかずに旨そうに飯を平らげていく・・・
うん、皆絶対誰かと一緒に居る・・・ぼっちは俺だけでしたぁーーー!^p^
うわぁーい。・・・ぐすん。誰でもいいから話相手が欲しい。誰か相手になって欲しい。
目の前が霞んで来たよ・・・パ●ラッシュ僕もう疲れry
・・・あぁ、なんて虚しい事考えてるんだろう。
俺は、周りに気づかれないようにため息をつきながらお盆と食器をおばちゃんに渡した。
食器を洗っていたおばちゃんはニッコリ笑ってお盆を受け取ると、
「今日は実技だったわね?頑張ってね鈴木君。」と声を掛けてくれた。
俺を感知してくれてる人が居たのか・・・!俺はテキトーに返事をすると
トイレに駆け込み声を押し殺して泣いた。人間って結構簡単に泣けるのね。←
作品名:ぼっち人生を謳歌する方法。ミカンは俺の嫁2 作家名:parumu