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黄金の太陽THE LEGEND OF SOL 2

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「どうやら相当強く殴られたようなんだ。オレが介抱した途端に気を失った」
 実際、メアリィの頬は青膨れしていた。殴られたショックで脳震盪を起こしたようだった。
「ロビンのエナジーで何とかならないんですか?」
 イワンは言った。
「キュアは傷は治せるが、こういう内部的なことは無理なんだ」
 ロビンは答えた。
「う…ん…」 
 消えそうなほどか弱い声と共にメアリィは目を覚ました。
「私は…何を…?」
 記憶を探ってみたが、すぐには浮かばない。一時的な記憶喪失のようである。
「アレクス!」
 メアリィは思い出した。自分は灯台の解放を阻止しに来たということを。
「早く行かなくては、あ!」
 メアリィは起き上がったがあまりに全身が痛んだのですぐにまた倒れた。
「おい、無理するな。どっか折れてるかも知れないんだからさ」
 ジェラルドは言った。
「そうはいきません。私が灯台を守らなくては…」
 メアリィは尚も立ち上がろうと試みるがうまくいかない。
「ちょっと動かないでいてくれ」
「え」
 ロビンは念じた。
『キュア』
 メアリィの下の床から大地の力が彼女の体を包み込んだ。
「もういいよ。これで治ったはず」
 メアリィはロビンに言われたように動いてみた。まずは腕を動かした。先程よりも上がるようになった。次に体を起こした。体に全く痛みがない。
「これは、あなたも癒やしの力があるのですか?」
 メアリィは訊ねた。
「まあ、これはエナジーっていってね。君も持っているはずだよ。村長の家で使っていた『プライ』だったっけ」
 メアリィは驚いた。
「この力をエナジーと呼ぶのですか?」
「僕も最初は知りませんでした」
 イワンは言った。
「僕は風のエナジーが使えるんです。風のエナジーには癒やす力はありませんけどね」
 イワンは微笑しながら自分のエナジーについて話した。
「ところで、君メアリィって言ったっけ?オレはロビン、よろしく」
 続けて2人も名乗った。
「オレはジェラルド」
「ボクはイワンです」
 慌ててメアリィも改めて名乗った。
「私はメアリィです。助けていただいてありがとうございました」
 メアリィは軽くお辞儀をして立ち上がった。
「では、私はもう行きます。灯台を守らなくては」
「あ、ちょっと待ってくれ」
 足早に行こうとしたメアリィをロビンが引き止めた。
「この奥にはどんな危険があるか分からないんだ、1人で行かない方がいい」
「そうだぜ、またさっきみたいに襲われたら大変だ」
「ボクらと一緒に行きましょう」
 彼らの言葉にメアリィは困った顔をした。
「お気持ちはありがたいのですが、ここは本来マーキュリー一族しか入ることを許されない神聖な場所なんです。ここまで来られただけでも困るのです」
 ジェラルドは食い下がった。
「そんな事言ってる場合じゃねえだろ、上にはサテュロスっていうとんでもない奴がいるんだ。それにオレたちも灯台を守る義務があるんだ。だから、一緒に行かせてくれ」
 メアリィは少しの間悩んだが、やがて許してくれた。
「分かりました。この先恐らく私だけでは進めない所もあるでしょう。一緒に上を目指しましょう」
 かくしてロビン達は仲間をもう1人加えてサテュロス達がいるであろう上を目指し進み始めた。