二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
無未河 大智/TTjr
無未河 大智/TTjr
novelistID. 26082
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

仮面ライダー ~episode of NEW RIDERS~

INDEX|8ページ/21ページ|

次のページ前のページ
 

「ああ。ちょっと入院は必要だけど、大丈夫だ。問題はない。…それで、親父が超新星を発動したわけなんだけど…」
超新星のメカニズムは、賢吾や流星の研究で、ある程度は分かっていた
発動する能力は個々によって違うこと
発動すると暴走する恐れがあること
そして
「超新星を自ら発動するには、適正があるじゃないか。無かったら人からもらえばいいんだけどさ。でも、親父が持ってるとは思えないんだよ。それで、持ち物とか調べてみたら、こんなもんが出てきた」
その手にはスイッチが握られていた
月の形をした、押しボタン式の丸型ソケット用スイッチ
「ルナティックスイッチ。使用者の力を最大限引き出したり、自発的に暴走を促すスイッチだ。前に、江本さんが言ってた。これが誰かに盗まれて、困ってるって」
「そんなものが…」
そんなときだった
「がはっ…」
急に陽太が苦しみだした
どうやら何処からか電気が飛んできたらしい
陽太はルナティックスイッチを落としてしまった
「おやおや、あなたがお持ちでしたか」
声が聞こえた
聞いたことない声だ
「誰だ!」
弦太朗は叫んだ
その人物は、陽太が落とし、転がっていったスイッチを拾い、その手に握っていた
「私は、キラ・カンナギ。財団Xの者です」
「カンナギ…」
「財団X…」
「そういえば、そちらのフォーゼは、私の父親と戦い、負かせてくれたようですね…。その節はどうも」
「やっぱり、レム・カンナギの子供か!」
「ええ、そうですよ。兄とともに悔しがっておりましたよ。ですが、そのおかげで父の研究も完成しそうです。このスイッチが最後のピース…」
キラはスイッチを見てほくそ笑んでいた
「では、みなさん、ごきげんよう。あ、そこの彼は死んではいないのでご安心を」
そういってキラはヘリに乗り込み、消えていった
「弦太朗、陽太を早く」
「ああ」
弦太朗はフォーゼに変身し、ロケットモジュールをマテリアライズして病院へ飛んでいった
「陽太…無事でいてくれ…」
「絶対に、俺達が仇討ってやるからな!」
弦太朗は病院に陽太を預け、そして流星とともに天校へと戻っていった