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You are the one I love

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「いくら顔が可愛くても、私のことをさして知りもしないで好きだと思っている相手を、私が好きになると思いますか?」
「でも、心配なんだ。トキヤはもてるし、俺は…馬鹿だし…」
そんなことを言った音也の頬を撫でるように叩いた。驚いたように音也が目を丸くする。
「さっきのことを気にしているなら謝ります。でもあなたも私に謝ってください」
「うん…手紙、すぐに渡さなくてごめん」
「そうではありません。あなたに対する私の気持ちを疑ったことについて謝って欲しいと言ったんです」
「………」
「私が愛しているのはあなただけですよ。もう何度も伝えましたが…あと何回伝えたら理解できるのか教えてください、音也」
両手で頬を包んで、告げる。じわと音也の頬が温かくなって、音也の目からぼろりと涙が零れ落ちた。それがトキヤの指を濡らすと同時に、音也がしがみついてくる。濡れた頬をトキヤの頬に擦り付けるようにしてきた音也の背を抱いて、トキヤは今日何度目かわからない溜息を吐いた。
「ごめん…大好きだよ、トキヤ…ごめんね」
耳元でそう囁かれた音也の声は嗚咽交じりで掠れていて、トキヤの笑いを誘った。
「…全くあなたって人は、本当に世話がやけますね…」
音也の顔を上げさせ涙を拭うと、トキヤは熱をもったように熱い唇にそっと口付けた。

(120122)
作品名:You are the one I love 作家名:aocrot