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新生勇者戦記ブレイヴサーガ・ディザスター 第94話

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  ファイヤー・コウ 「ふぅ〜・・・スタンバってて正解だったな!!」

  勇士朗 「ああ!!外もそうだが異様に数が多い!!とにかく蹴散らすぜ!!!」

  ファイヤー・コウ 「おうよっっ、おりゃあああああああ!!!」

    ダッッ・・・・・ドォズゴオオオオオオオオオオオオッッ!!!

  力任せのバーニング・ナックルで一体のグレイが外へと吹っ飛んでいく。他のグレイ達は
一斉に銃を構えた。

  ファイヤー・コウ 「撃たせるかよっっ・・・らああああ!!!ファイヤー・マグナムッ
!!!」

    ディギュドォオオオオオオオオッッ・・・・ヴァズガアアアアアアアアアッッ!!!    

  先手を取ったファイヤー・コウが室内でファイヤー・マグナムを撃ち放った。一転集中の
一撃で複数体のグレイを木端微塵に吹き飛ばす。

  勇士朗 「はぁあああああああっっ!!!」

    ドォドォドォオオオオッッ!!! ドォッ、ドォッ、ドォッ、ドォドォガアア!!!

  そして勇士朗は各々に蹴り技や拳撃を繰り出してグレイ達を制した。

  外では、集団で現れたグレイ達に俊達がアタックを開始。アーマー・レンがブレスト・レ
ールキャノンをグレイ達にぶっ放す。

  アーマー・レン 「おらおらおらおらああああああっっ!!!」

    ディディディディディディディディドドドドオオオッッッ!!!

    ディギャラドォドォドォガズギャギャガガガァァァッッ・・・!!!

  アーマー・レン 「もういっちょおおっっ!!!」

    ディディディディディディドォドォルルルルルゥゥゥッ!!!

  グレイ達が次々と蜂の巣にされ倒れていく。ターボ・シュンは進入を試みようとしている
グレイ達に急接近する。

  ターボ・シュン 「させるかっっ・・・!!!」

    ギュシュゴオオオオオォ・・・・シュッ、ドォガオオオオオオオオンッッ!!!

  加速をつけた回し蹴りでぶっ飛ぶグレイ。コレに気づいた仲間のグレイ達が一斉にペンシ
ル銃を撃つ。

  グレイ集団 「キイイイイイッ!!!」

    ビビビビビシュンッ!!

  ターボ・シュン 「中らないさっ・・・!!!」

  俊敏かつ華麗にペンシル銃をかわす。高速特性が売りの彼ならば造作も無い事だ。各々の
懐に飛び込み、ターボ・ラッシュとキック・ブレイカーを駆使して駆逐する。

    ギュイイッ・・・ドォガオオオオンッ、ドォドォドォガアッ、ドォドォドォゴォ・・
・・ズドォガアアアアンッ、シュッ・・・・ドォガギャアアアッ、ドォドォドォオオ!!!

  その裏のグラウンドには彼らのUFOと思わしき物体が静かに着陸していた。ステルス性
がある為か、勇士朗達以外は誰も気づいていなかった。

  他のグレイ達は校舎の表へ回り込むように移動する。目的は誘拐意外不明であるが、桜校
そのものに狙いをつけている様子だった。

  その集団の前にウィング・リョウが降り立つ。

  ウィング・リョウ 「明日が、肝心な最終日なんだっっ!!!ここの生徒達の平和は乱さ
せないよっっ!!!ブリザード・ハリケーンッッ!!!」

    フィギュゴオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!

  集団への攻撃にはかなり有効なブリザード・ハリケーン。凍てつく氷河の旋風がグレイ達
を凍らせていく。

    パキキキキ・・・ピピピピピキキキキィィィ・・・

  ウィング・リョウ 「クリスタル・スライサーッッ!!!はぁあああっ・・・!!!」

  ウィング・リョウはその手にクリスタル・スライサーを召喚して握り締め、それに左手を
添えた構えをとる。エヴァ弐号機のあのナイフの構えだ。

  その状態で足首のブースターを点火。一気に加速をつけて凍りついたグレイの集団に飛び
込んだ。

  ウィング・リョウ 「フリーズンクラァアアアアアッシュッッ!!!」

    ギュドォオオオオオオオオン・・・ギャガディガダダギャギャガギャキャアアアアン
ッッ!!!

  グレイ達は氷の瓦礫と化した。駆け抜けたウィング・リョウは着地してUFOへ振り替え
る。だが、まだ他のグレイ達がいる可能性は十分にある。再び校舎の方へ飛び立った。

  だがその時、彼を呼び止める声を聞く。

  ウィング・リョウ 「空からなら何処にいるか把握できる・・・!!!」

   「おーい!!」

  ウィング・リョウ 「?!」

  声の主はファイヤー・コウだった。ウィング・リョウはファイヤー・コウがやらかした火
事の消火作業を施す。無論造作も無い。

  一通りのグレイは蹴散らし、皆はオカルト研の部室に集まる。

  ウィング・リョウ 「全く〜・・・気をつけてくださいよ、光先輩!これじゃ僕達が学校
に危害加えてるじゃないですか!!」

  ファイヤー・コウ 「いやああ〜わりい、わりぃ・・・つい怒りがな・・・。」

  唯 「火事になっちゃったら大変だったよ〜!学園祭が中止になっちゃうところだったよ
ぉ〜・・・・馬鹿っ!!」

  ファイヤー・コウ 「唯ちゃん・・・・とほほのほー。」

  助けたにもかかわらず後輩と彼女から説教をくらうファイヤー・コウ。だが、叱った後に
唯は改めてお礼を言う。

  唯 「でも・・・本当に恐かった。助けてくれていつもありがとね、光君。」

  ファイヤー・コウ 「唯ちゃん・・・おう!!彼氏として当然の責務よ!!!」

  ウィング・リョウも消火を終え再び見回りに飛び立つ。ファイヤー・コウは送り出しなが
らオカルト研の部員達の手当てに動く。

  ウィング・リョウ 「よしっ、消火終了!!それじゃ、また見回りに行って来ます!!」

  ファイヤー・コウ 「おう!!それじゃ、俺はあの子達の手当てでもすっか!」

  唯 「あー!!私も手伝うー!!」

  その傍らで澪に気遣いを回す勇士朗。壁に背をもたれかけて安静させる。

  勇士朗 「澪、大丈夫だったか?!怪我は?!」

  澪 「うん、私は大丈夫。けど、律と梓とムギが攻撃されて・・・。」

  勇士朗 「攻撃?!!あいつらめっ・・・!!」

  グレイの非人道な行動に憤る勇士朗。紬にも安否を呼びかける。

  勇士朗 「ムギちゃん!大丈夫か?!ムギちゃん!!」

  紬 「・・・・・私・・・・ゲル状なんです・・・・えへへへへ。」

  勇士朗 「はいっ??!」

  夢を見て珍妙な寝言を言っている紬。澪もそれを聞いて一安心した。

  澪 「だ、大丈夫そうだな・・・うん。」

  ターボ・シュンとアーマー・レンが各々の彼女を診る。梓のおなかからペンシルの弾丸を
抜き取るターボ・シュン。気持ち的にも痛々しいものを覚える。

  ターボ・シュン 「っ・・・・がまんしてくれっ。」

  梓 「うん!痛っ・・・ううっ!!痛いっ・・・!!」

  ターボ・シュン 「梓!!」

  梓 「・・・・っふぅ・・・大丈夫だよ・・・・絆創膏付けておけば・・・。」

  ターボ・シュン 「梓・・・・くそっ、よくも梓にこんなもん撃ち込みやがって!!!勇