機動戦士ガンダムRS 第11話 刃VS鎌
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コール軍曹は、アーガマもどきの艦首部分をビーム・マシンガンで攻撃していたが白いガンダムが直掩に戻ってきた。
ビームサーベルで襲ってきたので回避したが追撃され膝蹴りをされた。
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イザーク中尉は、モニターの爆発で飛んだ破片が顔に刺さり強烈な痛みを感じていた。
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サオトメは、引き際を感じていた。
サオトメは、白いガンダムに接近するとカスタム・ビームザンバーの主刀で大型ビームソードを切った。
そして左腕を白いガンダムに接触させ接触回線を開いた。
「パイロット、聞こえるか?
お前の名前は、何だ?」
しかしパイロットから返答は、なかった。
「名前だ、名前。
名前くらいあるだろ」
「キラです。
キラ・ヤマト」
サオトメの問いにパイロットは、ためらいがちに答えた。
「キラ・ヤマトか。
その名とその声は、2度と忘れない」
そういうと白いガンダムから離れ後退信号を出し後退した。
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キラは、アークエンジェルに取り付いていたユーピテルを撃退すると背後から接近していることに気づいた。
キラは、シュベルトゲベールでつばぜり合いをしようとしたがシュベルトゲベールは折られてしまった。
そしてガンダムサイガーは、左手をストライクガンダムに接触させ接触回線を開いた。
「「パイロット、聞こえるか?
お前の名前は、何だ?」
キラは、突然の質問に意図がわからず回答できなかった。
「名前だ、名前。
名前くらいあるだろ」
「キラです
キラ・ヤマト」
キラは、ためらいがちに答えた。
「キラ・ヤマトか。
その名とその声は、2度と忘れない」
そういうとガンダムサイガーは、後退信号を打ち後退した。
キラたちは、ストライクガンダムをアークエンジェルに着艦させた。
「やつらは、引き上げていったぞ。
よくやったな」
フラガ大尉がキラの仕事をほめた。
「すみません。
またよくわからず戦っていました」
キラは、フラガ大尉に謝罪した。
「謝ることじゃないさ。
アークエンジェルに帰艦したらゆっくり休め」
フラガ大尉は、後輩をねぎらった。
「ありがとうございます」
キラは、そこで通信を切った。
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アークエンジェルは、第8艦隊の本隊を肉眼でも確認できるほど近づいていった。
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マードック軍曹は、帰艦したデュエルガンダムに頭を抱えた。
「デュエルは、基本武装だけで火力と機動力が白兵戦モビルスーツには性能不足だからな」
マードック軍曹は、アークエンジェルには不必要になったジンアサルトシュラウドを見た。
「改造できるかな」
マードック軍曹は、ジンアサルトシュラウドをデュエルガンダム用に改造してみようと思い立った。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第11話 刃VS鎌 作家名:久世秀一