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アークエンジェルは、第8艦隊後方に下がった。
「全艦、密集陣形にて迎撃態勢。
アークエンジェルは、動くな。
そのまま本艦につけ」
　メネラオスでは、ハルバートン准将が命令を出していた。
「バルキューレ1、バルキューレ2発進。
Nジャマー、展開。
アンチビーム爆雷、用意」
　ホフマン大佐が艦載機の発進命令と戦闘準備命令を出した。
艦からはメビウス、ジンとシグーが次々発進した。
「補給艦、離脱。
ランチ、収容。
ハッチ、閉鎖」
　避難民を乗せたランチがメネラオスに収容された。

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　戦闘準備は、アークエンジェルでもされていた。
「イーゲルシュテルン、起動。
コリントス、装填。
ローエングリン、ゴットフリート、発射準備」
　バジルール副艦長が戦闘準備命令を出した。

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　マン・マシーン隊は、次々と発進しゲターに載りロッテ編隊を組み進攻した。

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　アル・ギザでは、トラブル解決のため技術者全員が作業を行っていた。

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　ドゴス・ギアでは、ブライアン艦長が健闘を祈っていた。

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　キラは、パイロットスーツの更衣室にいた。
正直もう二度と着たくなく乗りたくないという気持ちもあるが未来を守るためキラは、再びパイロットスーツに袖を通した。

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「すみません、遅れました」
　アークエンジェルのブリッジには、トール二等兵たちが入ってきた。
「あなたたち、どうして？」
　事情を知らないラミアス艦長は、戸惑っていた。
「志願兵です。
ホフマン大佐が受領し私が承認いたしました」
　バジルール副艦長がラミアス艦長に経緯を説明した。
ラミアス艦長は、ひどく驚いていた。
皆は、心なしか安心していた。

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　マン・マシーン隊とモビルアーマーとモビルスーツの混成部隊は、戦闘に入ろうとしていた。
マン・マシーン隊は、ガンダムサイガーの合図とともに載っていたゲターをモビルスーツ隊とモビルアーマー隊にぶつけた。
集団陣形になっていると火力が増す分小回りが利かなくまた一度崩れると再び機能させるのに時間がかかる。
そこをマン・マシーン隊は、狙った。
「目標は、あくまでアーガマもどきだ。
雑魚にあまり時間を掛けるな」
　今回もモビルスーツ隊とモビルアーマー隊は、集団陣形を取っていたがゲターによってそれが崩れもろい部分が現れた。
1機のユーピテルは、集団から離れた1機のジンをビーム・マシンガンで撃墜した。
さらに1機のユーピテルは、1機のメビウスを背後からユーピテル・バズーカで撃墜した。
　サオトメは、V.S.B.Rで2機のシグーを撃墜した。
　1機のユーピテルは、1機のメビウスをユーピテル・バズーカで撃墜した。
1機のユーピテルは、1機のメビウスからのミサイル攻撃をバルカン・ポッド・システムで迎撃しその爆風で姿を消しユーピテル・バズーカで反撃し撃墜した。
　サオトメは、2機のメビウスを立て続けにメガビームライフルで撃墜した。
さらに60mmバルカン砲でさらに多数のミサイルを撃墜した。
そしてV.S.B.Rで3機のシグーを立て続けに撃墜した。
さらにメガビームライフルで射線上にいたジンを一掃した。
　1機のユーピテルは、ショットランサーのマシンキャノンで1機のジンを蜂の巣にして撃墜した。

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　メネラオスでも戦況の劣勢さは、確認できた。
「死神の力とは、これほどなのか」
　サオトメの力にハルバートン准将も驚いた。
「見事な兵器とパイロットです。
ゆえにあれを撃墜できればかなり優位に立てる」
　ホフマン大佐は、ハルバートン准将にそういった。
「死神は、なんとしても墜とせよ」
　ホフマン大佐は、皆を鼓舞した。

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　1隻のドレイク級は、ユーピテル・バズーカの弾を命中前に迎撃できた。
しかし1隻のネルソン級が連装対空機銃をバルカン砲で破壊されてしまった。
1隻のドレイク級は、両舷12連装ミサイルポッドでユーピテルを迎撃しようとしたがミサイルはすべて迎撃された。

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　アル・ギザでは、やっとトラブルが解決できマン・マシーンの出撃が始まっていた。
「ユーピテルツヴァイ、出ます」
　まずケイト准尉がゲターに載らず出撃した。
それに後続機も続いた。

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　サオトメは、メガビームライフルでシグー2機を立て続けに撃墜した。
そして1機のジンをV.S.B.Rで撃墜した。
そして戦闘で発生したデブリで姿を消すとデブリの向こう側にいるジン2機をデブリごとメガビームライフルで撃墜した。
さらに1機のシグーに近づくと蹴りで頭部を破壊し操縦回路を破壊した。
1機のジンを部下がビーム・マシンガンで攻撃したが回避された。
そこにサオトメがメガビームライフルを命中させ撃墜した。
そして2機のシグーを60mmバルカン砲でAMBAC能力を奪うとメガビーム・マシンガンでとどめをさした。
さらに味方機が撃ったユーピテル・バズーカに気をとられた1機のジンをメガビームライフルで撃墜した。
さらに味方を狙っていた1機のジンをメガビームライフルで撃墜した。
味方機が撃墜し損ねた1機のジンをメガビームライフルで撃墜した。
さらに左腕にカスタム・ビームザンバーを持たせると背後から1機のジンに接近しコックピットを貫き撃墜した。
　1機のユーピテルがビーム・マシンガンでシグーを撃墜した。
さらに別のユーピテルは、ユーピテル・バズーカで1機のジンを撃墜した。
1機のユーピテルは、1隻ドレイクの級に近づくとブリッジをビーム・マシンガンで破壊し撃沈した。

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　ブライアン艦長は、戦況状況を見ていた。
「ハルバートンは、なんとしてでもあれを地球に下ろす気だな。
大事に奥に仕舞い込んで何もさせないとは」
　ブライアン艦長は、ハルバートン准将の戦略を読んだ。
「こちらは、簡単ですね。
ガンダムが出てこないのですから」
　ベルナルド少尉がそれに答えた。
「従来兵器では、もはやわれらに勝てないと知っている。
良い将だ。
ガンダムの開発の1番の推進者は、彼だからな」
　ブライアン艦長がベルナルド少尉に説明した。

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　サオトメは、大型V.M.B.Rで1隻のドレイク級を撃墜した。
1機のユーピテルは、1隻のネルソン級の船体にビーム・マシンガンを命中させとどめにブリッジに命中させ撃沈させた。
1機のユーピテルは、ショットランサーを撃ち船体を貫通させ撃沈させた。
1機のユーピテルは、1隻のネルソン級の船体にユーピテル・バズーカを連続で命中させ撃沈させた。

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　メネラオスでは、戦況の劣勢さしか報告されていなかった。
「セレウコス、カサンドロス、アンティゴノス、プトレマイオスすべて撃沈」
　その報告にハルバートン准将は、苦しい表情を浮かべた。
「何だと？