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機動戦士ガンダムRS 第13話 宇宙(そら)に降る星

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続けさまに1隻のナスカ級も撃沈した。
さらに大口径V.M.B.Cでローラシア級ならびにナスカ級を1隻ずつ同時撃沈した。
そしてミノフスキードライブから発生している「光の翼」でドレイク級ならびにナスカ級を1隻ずつ切って撃沈した。
そのとき白兵戦型ガンダムがこっちに来ているのに気づいた。
「フルアーマー装備というやつか」
 マーク少将は、その攻撃をたくみにかわしながら白兵戦型ガンダムに接近した。
そして白兵戦型ガンダムの前でマン・マシーンに可変した。
すると白兵戦型ガンダムは、思ったとおり動揺した。
「墜ちろ」
 マーク少将は、リズィーシーガンダムにカスタム・ビームザンバーを持たせ白兵戦型ガンダムの左腕を切り蹴った。
白兵戦型ガンダムは、モビルアーマーに可変した赤いガンダムに捕まえられ帰艦するらしい。
それを確認するとガンダムサイガーが近づいた。
「何しにきたのですか?」
 サオトメがたずねてきた。
「死神がてこずる地球軍の『ガンダム』を見に来たのさ」
 マーク少将は、軽く言った。
「ならそのまま地球に下りますか?」
 サオトメからアーガマもどき追撃のため地球に誘われた。
「遠慮しておく。
後は、お前たちに任せる」
 そういうとマーク少将は、通信を切った。
そしてリズィーシーガンダムをモビルアーマー形態に可変させ戦場を離脱した。

                ※

 サオトメは、リズィーシーガンダムが白兵戦型ガンダムの戦闘能力を奪ったところで近づいた。
「何しにきたのですか?」
 サオトメは、マーク少将にたずねた。
「死神がてこずる地球軍の『ガンダム』を見に来たのさ」
 マーク少将は、軽く答えた。
「ならそのまま地球に下りますか?」
 サオトメは、ガンダム四天王にも敵ガンダムの強さを知らせるために一緒に追撃しようともちかけた。
「遠慮しておく。
後は、お前たちに任せる」
 そういうとマーク少将は、通信を切った。
そしてリズィーシーガンダムをモビルアーマー形態に可変させ戦場を離脱した。
「嵐のような人だ」
 サオトメは、そう感じた。
そして最後の1隻になったアガメノン級に取り付こうとした。

               ※

 ブライアン艦長は、大気圏突入のタイミングが来たと感じた。
「全艦、大気圏突入にかかれ。
敵は、まだいるがサオトメならやってくれる」
 ブライアン艦長は、全艦に大気圏突入命令を出した。

               ※

 メネラオスには、既に数機のユーピテルが取り付いておりビーム・マシンガンで攻撃されていた。
「このままでは」
 ホフマン大佐が思わず立ち上がった。
弾幕を張っているがユーピテルは、それをいともたやすく回避しメネラオスは重力の影響で小回りが効かない状況だった。
「すぐに避難民のシャトルを脱出させろ」
 ハルバートン准将がホフマン大佐に命令した。
「ここまできて死神に沈められてたまるか」
 ハルバートン准将は、死神と刺し違えるつもりだった。
メネラオスは、ユーピテルの攻撃で両舷のゴットフリートを破壊された。
メネラオスから避難民のシャトルが発進した。
直後メネラオスの艦底は、赤くなった。

              ※

 アークエンジェルは、そろそろ大気圏突入の本番を待ち構えていた。
「艦長、フェイズ3突入限界点まで2分を切ります。
融除剤ジェル、展開用意」
 ノイマン曹長が命令した。
「モビルスーツとモビルアーマーを呼び戻せ」
 バジルール副艦長が命令を出した。

               ※

 フラガ大尉は、潮時を感じた。
「クソ、限界か」
 ストライクガンダム、デュエルガンダムとイージスガンダム以外はすぐに帰艦した。

               ※

「残っているユーピテル部隊も撤退だ」
 サオトメは、部下に帰艦命令を出した。
そして大型V.M.B.Rでアガメノン級を沈めた。

               ※

「ハルバートン提督」
 ニコル中尉は、思わず叫んだ。

               ※

 フラガ大尉は、メビウス・ゼロからアークエンジェルにワイヤーを飛ばしそれをくっつけアークエンジェルにくっつけ着艦した。
「坊主は?」
 フラガ大尉は、キラの安否を聞いた。

               ※

 アークエンジェルは、大気圏突入の本番を迎えた。
「フェイズ3。
融除剤ジェル、展開。
大気圏突入」
 ノイマン曹長が命令した。
ノイマン曹長の命令でアークエンジェルの艦底部から融除剤ジェルが出てそれが艦底全体を覆った。
ラミアス艦長とバジルール副艦長は、自分たちをその命と引き換えに護ってくれたハルバートン准将に敬礼した。
ラミアス艦長の目には、涙が浮かんでいた。

               ※

 キラは、メネラオスを沈めたガンダムサイガーにビームサーベルで攻撃していた。
ガンダムサイガーは、ビームサーベルの攻撃をシールドで防いだ。
「もうやめろ。
このままでは、2人とも焼け死ぬぞ」
「今日こそ倒す」
 しかしキラは、頭に血が上り人の話を聞いていなかった。
両機とも1度離れると頭部バルカン砲で牽制しあった。

               ※

 皆は、キラに帰艦するように呼びかけた。

               ※

 その声が届いたのかキラは、帰艦のためアークエンジェルに向かった。

               ※

 サオトメもほっとしガンダムサイガーのメガビームシールドのバリアビットを展開した。
こうすることで巨大なビームシールドが発生し機体全体を覆い単体での大気圏突入が可能になる。