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じゅにたんw
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マブラヴ〜オーバーTHECROSS!〜

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有線式なんたらかんたら



「ん、ふわああ・・・」
眠い・・・今は・・・8時か。
いつもと一緒っていうかなんていうか。体内時計を呪いたいね!
夕呼さんとこ行かなきゃ・・・・
その後迷いながらもなんとか部屋に到着。
「失礼しマース!」
中は相変わらずだった。昨日の今日で変わるわけはないんだが・・・
「遅かったわね」
「おはようございます。少々道に迷ってしまったので・・・・」
初めてだと全部把握するのはきついなあ。パソコンに向かったままの夕呼さん。
「で、なんかやってほしいこととかある?」
パソコンに向かいながら話しかけてくる。せめて、こっち見て話ししましょうよ・
「考えたんですけど・・・」
というのは嘘で眠かった俺は昨日シャワーを浴びたあとすぐさまベッドにダイブしてまどろみに身を委ねていたのである。もちろん、考えているわけがない。
しかしそういうのもアレなので一つ提案をしてみる。
「整備班を回して欲しいのと、武器の開発をしてもらいたいんですけど・・・」
頭を掻きながら申し訳なさそうに尋ねる。
「整備班くらいどうってことないけど・・・武器の開発?」
話題に食いついたのかパソコンから視線をあげる夕呼さん。
「はい。今の量産型νガンダムは補給を満足にできないのは、知ってのとうりだと思いますが、そこでもうひとつの兵装を開発したいんですけど。もちろん俺も技術提供をしたいと思っています」
「それは貴方の機体だけじゃなくこっちの衛士でも使えるのかしら?」
手元にあるコーヒーを飲みつつ聞いてくる。
「できないと思います、基本NT専用なんで・・・・・」
残念そうな顔を浮かべているのが見て取れる。
「分かったわ。開発はどうにかするわ。レポートをまとめて今日中に提出、いいわね?」
不満なのか結構な無理難題を押し付けてきた。
「了解です!あと、こっちの衛士さんでも使えるような武器を探してみます」
「そう、助かるわ」
一気にコーヒーを飲み干してしまった。

・・・・・・・・・・・・あ、飯どうしよう?

その後、もう一回夕呼さんとこに戻りPXなるものを教えてもらった。


PXでは既に人の気配がなく朝食をとっているのは数人の女性だけだ。
「おばちゃん〜合成生姜焼き一つ」
「あいよーー」
おばちゃんとは初対面だがのりで対応。
生姜焼きを受け取ると、近くにあった席に座り食し始める。
お!意外に旨い。合成とは思えないぜ。
その後ゆっくりと食べ終わしてPXを出ようとすると、先ほどの女性の一人が近づいてきた。
俺じゃないだろう、と思いスルーしようとすると
「ちょっと、そこのあんた!」
うん、俺じゃない、俺じゃないったら俺じゃない。
「聞いてんの!?」
肩を掴まれてしまった。
「えっと、俺でしょうか?」
「あんた以外に誰がいるって言うのよ?」
辺りを見回すと彼女たちの集団以外には誰もいないことに気づく。
「いやーすいません。俺とは思わなかったもので・・・・で、何か用ですか?」
「用があるから声をかけたの!」
そりゃそうだ。と、そんなやり取りをしているともうひとりの女性が近づいてきた。
「失礼しました。うちの部下がご迷惑を・・・」
「いえ、構いませんよ」
すると顔をじろじろ見られる。
「えっと、何か?」
申し訳ない。という顔を詫びてきた女性が浮かべている。
「すまん。見ない顔だな・・・と。よければ名前を教えてくれるか?」
「いいですよ、マサキ・オチアイです!階級は中尉です。貴女は・・?」
「失礼、伊隅みちるだ。階級は大尉だ。よろしく頼む」
今度は最初に話しかけてきた青髪の女性が名乗る。
「速瀬水月でーす。よろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします」
夕呼さんと霞以外では初めての知り合いができた。が、さらに
多くの女性が来そうだったので
「すいません、これからやることがあるのでまた後ほど・・・」
「そうか」
今度こそPXを出て自室にもどりレポートの作成に取り掛かる。
開発したいものは・・・・・・・インコムだ。
インコムなら使っても巻取れば何回でも使える。満足な補給ができないこちらの世界では必要不可欠だ。しかしこちらには粒子兵器がないと聞いている。
そこで実弾仕様のインコムを開発しようと思う。整備兵だったスキルを生かせばそれくらいはできるだろう。流石にミノフスキー粒子を見つけろ、と言われたらできる気がしないが。
なので、インコム実弾使用にすればいけると思う。
それから丸一日かけてレポートを完成。9時ごろ夕呼さんの部屋に向かう。
「失礼しマース」
足取りもおぼつかないが成果が出たんだ、もう少しの辛抱だ。
「あら、もう出来たの?」
すんごい意外そうな目で見てくる。
「はい・・・・」
「死にそうねえ・・・」
そりゃあもう、昼飯抜きで続けてやって夕食も抜きにしようとしていたくらいだからな・・・。霞が夕食を持ってきてくれたんだよな。後でお礼を言わなきゃ。
「ど、どうですか?できそうですか?」
「全くどんな頭してるんだか・・・。この、インコム?かしら」
「はい」
「結論から言うと出来るわ。ただ普通なら4日、5日かかるわ」
うげ、そんなにかかるものなのか?でもこの世界にない技術だし、早いのか遅いのかよくわからん・・・
「不服そうね。でも聞き逃してない?私は普通ならって言ったのよ?」
普通なら?・・・・・・・・・まさか!?
「閃いたみたいね。私は天才よ2日あれば完成させてみせるわ」
少しだが嬉しそうな顔をしている。天才としての冒険心みたいなものだろうか?
「ありがとうございます」
「あ、思い出したわ。あんたA-01に配属することにしたから」
えーぜろわん?
「私直属の部隊よ。ヴァルキリーズって言うんだけどね。インコムができたら歓迎として模擬戦をやってもらうわ」
直属ってことは相当強いってことだろうか?怖いよーーー
「隊長とは顔合わせしといたほうがいいわね。 伊隅、入りなさい」
ん?伊隅?
「失礼します」
あれ?この人朝PXであった・・・・
「驚いた。オチアイ中尉とは」
「いえ、こちらも驚きました伊隅大尉がヴァルキリーズだったなんて・・・」
これまで一人蚊帳の外だった夕呼さんが聞いてくる。
「あんたたち知り合いだったのね、なら話が早いわ」
「改めて、本日付けで配属されることになったマサキ・オチアイ中尉です」
「特殊任務部隊A-01の部隊長伊隅みちる大尉だ」
「こいつには二日後に先任たちと模擬戦をやってもらう予定よ。それまでコイツのことは言わないでちょうだい。模擬戦中アンノウンとして戦ってもらう予定だから」
「了解しました」
伊隅大尉はその後部屋を出ていき、俺と夕呼さんの二人
「ほかに要件は?」
考えてみるが特にないので
「いえ」
「そう、じゃあ二日後」
「了解です、失礼します」
その後霞にお礼を言って自室に戻りシャワーを浴びベッドにダイブ!