機動戦士ガンダムRS 第16話 燃える砂塵
バルトフェルド大佐は、引き際を感じていた。
「撤収する。
この戦闘の目的は、達成した」
バルトフェルド大佐は、ダコスタ少佐に命令し去った。
「了解」
ダコスタ少佐もバルトフェルド大佐に続いた。
※
ドゴス・ギアでは、敵戦艦の被害報告が確認できていた。
「敵戦艦に被害なし。
攻撃は、外れた模様です」
ステファニー軍曹が報告すると皆の表情は、暗くなった。
※
サオトメは、ユーピテルツヴァイのコックピットを開けてハッチの外に出た。
すると地平線上から日の出が見えた。
それは、新たなる戦いへの暁のようにサオトメには見えた。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第16話 燃える砂塵 作家名:久世秀一