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こらぼでほすと ずっと先の話あれてぃえ編

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 そちらとも会いたいだろう、と、ティエリアは情報を用意したのだが、アレルヤは、「そう。」 と、素っ気なく呟いただけだ。

「特区の後で、そちらにも顔を出そう。」

「いや、そっちはいいんだ。マリーには縁を切られたんだ。だから、僕のことは死んだということになってる。」

「・・・・・人間にはツンデレという性質がある。そういう人間は、逆のことを言うんだ。」

 元ツンデレのティエリアは、自覚があるから、そう言う。双子は、どうかわからないが、あのマリーなら、会えば喜ぶはずだ。

「そうかなあ。」

「変わった世界を眺めるというなら、欧州も行くことになるんだ。ついで、だ。ついで。」

「うん、まあ、そういうことなら、それでいいけど。・・・・・・でも、その前に、ティエリアを食べつくしちゃいたいな? 



 がばり、と、また抱き込まれた。触れる体温を堪能したいと言うことには、ティエリアも同意だ。どうせ、時間はあるのだ。少しくらい行くのが遅れても誰も怒りはしないだろう。

「きみは単純でわかり易い。」

「あははは・・・・僕は、きみだけを待っていたんだからね。」

「・・・・・好きなだけ食べろ。」

「了解。」

 見詰め合って口づけを交わす。この時間が、何よりも欲しかった。ようやく戻ってきたのだ、と、ティエリアも、アレルヤの体温に安堵する。