こんな私に、
「・・・あぁ・・・イギリスと日本が仲良くしているところは見たくない、
と駄々をこねてな・・・フランスに押し付けてきた。」
「そうですか・・・悪いことしちゃいましたね。全く、イギリスさん責任取ってくださいよ」
日本はイタズラっぽく笑い、先導するドイツとイタリアの後ろについて歩いていく。
俺はパニクった頭を何とか整理して、日本と並び、その肩を抱いた。
恥ずかしそうに、日本が俺を見つめてきて、そっと俺の手を撫でた。
イタリアが笑いながら俺たちを見つめていたが、気にもならない。
可愛い、日本。
俺はますます、ハマっていく自分を感じた。
「日本って魔性だねぇ〜。」
「は?」
「だってぇ気ィ持たせすぎだもぉん!イギリス完全に騙されてるよぉ?カワイソ〜」
「失礼な。私は私への想いを測りかねているだけです。」
「・・・ハカリカネテル人、何人いるの?」
「え、えぇと・・・にの、よの、ろ・・・」
「やっぱり日本は魔性だよ」