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はるやまきら
はるやまきら
novelistID. 45564
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シンジ「カヲル君に襲われかけたから逃げた結果」

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シンジ「カヲル君、君が何を言っているのか全然解らないよ…」
アスカ「このホモはアンタに嫉妬して欲しいのよ」
シンジ「!?」
アスカ「残念だったわねー、バカシンジは嫉妬の感覚なんてこれっぽっちも思ってないわ、アンタの心はシンジには届いてないのよ!」
カヲル「それでもいい、僕はシンジ君が好きだから」
アスカ「しつこいわね」ギリッ
シンジ「まぁ…二人共落ち着いて。折角だし皆で食べようよ。」ガタッ
カヲル「シンジ君がそう言ってくれている、ここは3人で仲良く食べようセカンド」
アスカ「…ッ。仕方ないわね」(なんでこんな事に…)イライラ
シンジ(アスカ、なんでそんなに昨日から怒ってるんだろう)

ミサト(―はーっ、心配で見に来たけどまさかアスカまで来てるとはね…止めとけば良かったかしら?まずい三角関係だわ。このままじゃシンクロ率めちゃくちゃじゃない。カヲル君の執念も驚きだけどシンちゃんの鈍感さにビックリだわ。どうしようかしら…とりあえず少しまだ様子見ね。)

カヲル「そういや話す事があるんじゃなかったかい、シンジ君」
シンジ「そうだ、二人に驚いて忘れてたよ」
アスカ「フンッ」
シンジ「カヲル君、僕は君の事、…好きだよ」
アスカ「はっ、何言っ…」モゴモゴ
シンジ「アスカごめんね、少し黙ってて」
アスカ「わかったわよ…」プハッ
シンジ「でもそれは君が思う好きと、少し違う気がするんだ。」
カヲル「そうなの?どうして?」
シンジ「僕もよくわかんないけど、カヲル君の好きは僕よりももっと大きなものな気がするんだ。だけど僕はそんなに大きな好きをカヲル君には答えられない。」
カヲル「フフ、そっか…」
アスカ「…」(LOVEとLIKEって事でしょ、日本人ってホント不便ね)
シンジ「でも僕はこれからも君と友達でいたいんだ、駄目かな、カヲル君」
カヲル「大歓迎だよ、シンジ君。君がそう思おうと僕は…これからも君の事を愛しているよ。」
シンジ「カヲル君って本当に優しいね」ニコ
アスカ「…!」(…シンジのあんな笑顔初めて見たわ)
カヲル「…それじゃ僕はそろそろお暇しようかな、博士に呼ばれているからね。さよなら、また話そう。」ガタッ
シンジ「そっか、時間なら仕方ないや、またね。」
アスカ(なんでこんなさみしそうな顔してるの?シンジ…どうして…?)
ミサト(なんとか上手く収まったみたいね、これでこのあと何事もなければいいんだけどっ…)

―ネルフエレベーター内
カヲル「やぁ、また会ったねファースト」
レイ「碇君に会ったのね」
カヲル「フラれちゃったよ」
レイ「そう」
カヲル「君の言うとおり僕はシンジ君のことまだ解ってないみたいだ」
レイ「…」
カヲル「ファースト、君ならシンジ君と恋人同士になることが出来たんじゃないかな」
レイ「わからない」
カヲル「どうして?君はシンジ君の事、僕よりも知ってるんだろう。」
レイ「多分、そういうのじゃないから」
カヲル「シンジ君と同じ事を言うんだね」
レイ「でも碇君といるとポカポカする」
カヲル「そう…さよなら」ガーッ

―自宅
シンジ「ミサトさんのご飯だけ作っておいたんですけど」
ミサト「やだ、シンちゃんったら気が利くのね!ありがとう」モグモグ
(実は今日尾行したカフェで食べちゃったんだけど…食べないと不自然よね)
ミサト「シンちゃんの作る肉じゃが美味しいわぁ~、あ、そういやカヲル君とどうだったの?」
シンジ「解決しましたよ。」
アスカ「もっちろん、私のお陰って言ってもいいぐらいに!あのホモの顔が忘れらんないわ~フフッ」
ミサト「そう、良かったわね。これで次は良い結果だしてよ~?」
(忘れてたけど…あの少年のシンクロ率下がったりして…)

―数日後
ミサト「シンクロテストするわよー、各自集中して!」
ミサト「…リツコ、そういやあの少年どう?」
リツコ「どうって、何も変わりないわよ?」
ミサト「そ、そう」
リツコ「それどころか皆調子いいじゃない、ホラ」
ミサト「何これ、マジだわ…」(やっぱあの少年よくわかんないわね…)
ミサト「はい、終わり。皆良くやったわね、全員合格合格ゥ~!」

シンジ「やった!」
アスカ「やった!」
アスカ「ってマネしないでよね!」
シンジ「そっちがマネしてきたんだろ!」
カヲル「…」ジッ
レイ「…」ニコッ

ミサト「なんだかこれはこれで幸せそうねぇ~」
リツコ「思春期って難しいものよ、よくやったわねミサト。」
ミサト「私は何もしてないわよ~」

おわり