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【腐女子向】毎日の話【蛮銀】

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世間一般も外国もどうかは知らねぇが、そうだな、俺は特別な奴と毎日会おうが一緒に過ごそうがずっとずっと特別だ。
特別は、毎日あったって特別だ。
毎日特別なんて、俺達きっと世界で一番特別な二人だぜ?
「蛮ちゃん」の言葉に金髪の青年は椅子から飛び降りるとそのまま抱き着いて喜びを露わに大好きだと言葉を紡ぐ。
明日は何の日にしようかと楽しそうに言う青年に「蛮ちゃん」も笑って答えた。
「今日は俺が決めたんだ、明日はお前ぇが決めろや、銀次」

そうして蛮と銀次は手をつなぐというよりは、蛮が銀次を己の腕にしがみつかせて店を出ていった。
蛮さん達また代金払わずに行っちゃいましたねぇ…。
看板娘がぼんやりと呟く。
彼らがそれまでいた喫茶店ホンキートンクの店主、王波児は結局今日も言えなかった。

イチャイチャするなら他所でやれ

店主の有り難くない特別はきっと明日もやってくる。