FF7 -つかの間の休日-
セフィロスが黒マテリアを手に入れた後、ティファとバレットは神羅からメテオ召喚の張本人という濡れ衣を着せられ、神羅のジュノン支社に囚われてしまった。
二人を救い出すためにジュノンに到着したクラウドたちは、神羅のやり方に不満を持っていたクルーの協力を得て、飛空艇ハイウインドの奪取に成功。
そして無事二人を助けだした一行は、一時身を隠すためコスタ・デル・ソルへと向かっていた。
初めてハイウインドを見たときから乗りたがっていたエアリスは感激している。
「すっごーい！ これ、シドの飛空艇なの？」
「正しくはオレ様が艇長だったモンだがな。まあ似たようなもんだ。どうだ速えだろう？」
「うん、タイニー・ブロンコより、速ーい！」
喜ぶエアリスとは対象的に、通路で苦しみを分かち合っている二人がいる。
クラウドとユフィであった。
「ユフィ……大丈夫か？」
「はぅ……大丈夫じゃない……あのガニマタオヤジ、操縦下手なんじゃないの……」
伝説のパイロットも、ユフィにかかってはかたなしである。
そこへティファがやってきた。
「はい。鎮静剤持ってきたわよ。二人とも横になってた方がいいんじゃない？」
「ありがと。うう、そうする」
「俺も一眠りするか」
クラウドとユフィは仮眠室に向かっていった。
ティファがコックピットに戻ろうとすると、ケット・シーに出会った。
「ティファはん。どないしたんや、こんなところで」
「うん、ちょっとね」
「そう言えば、ボク新しい占いを覚えたんやけど、やってみてええですか？」
「わ、私はいいわよ別に」
「まあそう言わんと。えー、思い人ありと出てますな。しかもその男がニブチンで、なかなか気づいてくれんで、苦労してはるようですなあ」
「べ、別に苦労してないって！」
「はあ、否定するんはそこですか」
「もう知らない！」
ティファは真っ赤になって行ってしまった。
一方、仮眠室で寝ていたクラウドが体への圧迫感で目を覚ますと、そこにはユフィがいた。
「ユフィ、おいユフィ」
「ん、んー。あークラウドおはよー」
「何で俺の上で寝てるんだ？」
「あれ？ トイレ行ったときに間違えたかな？」
「とにかく、どいてくれないか」
「わかった。……あっ、ショートパンツ履いてない。どこやったんだろ」
「ユフィ、パンツ姿でうろうろしないでくれ」
「ああっ！ ク、クラウドの変態！ お、乙女のパンツ見たな！ 罰として今度見つけたマテリアもらうからね！」
自分で見せたんじゃないかとクラウドは思ったが黙っていた。
やがてハイウインドはコスタ・デル・ソルに着いた。
一行はとりあえず、以前クラウドが買った別荘に入る。
「やっと着いたぜ。オレは寝るぞ」
「オイラも暑いから休んでるよ」
「シドはどうした？」
「飛空艇の整備してはりましたわ」
部屋に荷物を置いたユフィは、ティファとエアリスに声をかける。
「エアリスー、ティファー、海行こうよ！ 海！」
「もう行くんだ。元気ね」
「それじゃ新しく買った水着を着ちゃおっかなー」
部屋できゃあきゃあ言いながら着替えた三人娘は、水着姿で出てきた。
ティファの着ている黒のホルターネックビキニは彼女のダイナマイトボディを際立たせ、特に胸が圧倒的な存在感を誇示している。
エアリスはピンクのチューブトップビキニを着ており、腰にパレオを巻いているためスラッとした印象を与える。
ユフィは……海に行きたがっていた割には水着姿が恥ずかしいらしく、部屋から出てこない。
「ユフィ、早くいらっしゃい」
エアリスが声をかけると、もじもじしながらやってきた。
オレンジの三角ビキニを着ているので、発育途中の胸もそれなりに見える。
「どうクラウド。似合ってる？」
ティファが尋ねる。
「そうだな。みんなよく似合っているよ」
気を良くした三人は浜辺へ向かう。
「海だー！」
ユフィがはしゃいでるのを見て、エアリスとティファが笑っている。
「さっきまで、あんなに恥ずかしがっていたのにね」
「クラウドに見られるのが恥ずかしかったみたい」
「それにしても、えっちな目をした男の人がいっぱい。みんな、ナンパする人たちなのかな」
「だから一緒に来てもらったんじゃない」
二人の後ろにはヴィンセントが座っている。
「……私はナンパ除けか」
「うん。浜辺でマント着た人には、誰も近づかないと思って」
「しかしティファ、さすがの私でもここは暑いのだが」
「じゃあ、マントの下を水着に着替えればいいじゃない」
「私がそんな格好をすると思うか？」
「思わない」
ヴィンセントは肩をすくめて黙ってしまった。
「エアリスー！ ティファー！ 早くおいでよー！」
海の中からユフィが呼んでいる。
「さてと、行きますか」
「行きましょ」
三人は思い思いに泳いでいたが、やがて水のかけ合いを始めた。
ヴィンセントは汗だくになりながら、それを見ている。
そこへクラウドがやってきた。
「ヴィンセント、顔色が悪いな。代わるか？」
「……すまんが頼む」
ヴィンセントはよろよろと別荘へ戻っていった。
水着に着替えていたクラウドは、早速三人のところへ行った。
「あっ！ クラウド！」
「なあに。仲間に入りたいの？」
「やっちゃえ！」
三人はクラウドにスキンシップを始めた。
それぞれの胸がクラウドに当たる。
「三人とも、やめ……やめなくていいぞ」
クラウドは顔面崩壊を必死にこらえていた。
散々遊んだ四人は別荘へ帰ってきた。
シャワーを浴び着替えたティファとエアリスが、こしょこしょと内緒話をしている。
二人はユフィを連れ、出かけることにした。
「クラウド、夕食の買い物行ってくるね」
「ああエアリス、荷物持ちでついて行こうか？」
「大丈夫、大丈夫。私たちににまかせて、休んでいなさい」
二人を救い出すためにジュノンに到着したクラウドたちは、神羅のやり方に不満を持っていたクルーの協力を得て、飛空艇ハイウインドの奪取に成功。
そして無事二人を助けだした一行は、一時身を隠すためコスタ・デル・ソルへと向かっていた。
初めてハイウインドを見たときから乗りたがっていたエアリスは感激している。
「すっごーい！ これ、シドの飛空艇なの？」
「正しくはオレ様が艇長だったモンだがな。まあ似たようなもんだ。どうだ速えだろう？」
「うん、タイニー・ブロンコより、速ーい！」
喜ぶエアリスとは対象的に、通路で苦しみを分かち合っている二人がいる。
クラウドとユフィであった。
「ユフィ……大丈夫か？」
「はぅ……大丈夫じゃない……あのガニマタオヤジ、操縦下手なんじゃないの……」
伝説のパイロットも、ユフィにかかってはかたなしである。
そこへティファがやってきた。
「はい。鎮静剤持ってきたわよ。二人とも横になってた方がいいんじゃない？」
「ありがと。うう、そうする」
「俺も一眠りするか」
クラウドとユフィは仮眠室に向かっていった。
ティファがコックピットに戻ろうとすると、ケット・シーに出会った。
「ティファはん。どないしたんや、こんなところで」
「うん、ちょっとね」
「そう言えば、ボク新しい占いを覚えたんやけど、やってみてええですか？」
「わ、私はいいわよ別に」
「まあそう言わんと。えー、思い人ありと出てますな。しかもその男がニブチンで、なかなか気づいてくれんで、苦労してはるようですなあ」
「べ、別に苦労してないって！」
「はあ、否定するんはそこですか」
「もう知らない！」
ティファは真っ赤になって行ってしまった。
一方、仮眠室で寝ていたクラウドが体への圧迫感で目を覚ますと、そこにはユフィがいた。
「ユフィ、おいユフィ」
「ん、んー。あークラウドおはよー」
「何で俺の上で寝てるんだ？」
「あれ？ トイレ行ったときに間違えたかな？」
「とにかく、どいてくれないか」
「わかった。……あっ、ショートパンツ履いてない。どこやったんだろ」
「ユフィ、パンツ姿でうろうろしないでくれ」
「ああっ！ ク、クラウドの変態！ お、乙女のパンツ見たな！ 罰として今度見つけたマテリアもらうからね！」
自分で見せたんじゃないかとクラウドは思ったが黙っていた。
やがてハイウインドはコスタ・デル・ソルに着いた。
一行はとりあえず、以前クラウドが買った別荘に入る。
「やっと着いたぜ。オレは寝るぞ」
「オイラも暑いから休んでるよ」
「シドはどうした？」
「飛空艇の整備してはりましたわ」
部屋に荷物を置いたユフィは、ティファとエアリスに声をかける。
「エアリスー、ティファー、海行こうよ！ 海！」
「もう行くんだ。元気ね」
「それじゃ新しく買った水着を着ちゃおっかなー」
部屋できゃあきゃあ言いながら着替えた三人娘は、水着姿で出てきた。
ティファの着ている黒のホルターネックビキニは彼女のダイナマイトボディを際立たせ、特に胸が圧倒的な存在感を誇示している。
エアリスはピンクのチューブトップビキニを着ており、腰にパレオを巻いているためスラッとした印象を与える。
ユフィは……海に行きたがっていた割には水着姿が恥ずかしいらしく、部屋から出てこない。
「ユフィ、早くいらっしゃい」
エアリスが声をかけると、もじもじしながらやってきた。
オレンジの三角ビキニを着ているので、発育途中の胸もそれなりに見える。
「どうクラウド。似合ってる？」
ティファが尋ねる。
「そうだな。みんなよく似合っているよ」
気を良くした三人は浜辺へ向かう。
「海だー！」
ユフィがはしゃいでるのを見て、エアリスとティファが笑っている。
「さっきまで、あんなに恥ずかしがっていたのにね」
「クラウドに見られるのが恥ずかしかったみたい」
「それにしても、えっちな目をした男の人がいっぱい。みんな、ナンパする人たちなのかな」
「だから一緒に来てもらったんじゃない」
二人の後ろにはヴィンセントが座っている。
「……私はナンパ除けか」
「うん。浜辺でマント着た人には、誰も近づかないと思って」
「しかしティファ、さすがの私でもここは暑いのだが」
「じゃあ、マントの下を水着に着替えればいいじゃない」
「私がそんな格好をすると思うか？」
「思わない」
ヴィンセントは肩をすくめて黙ってしまった。
「エアリスー！ ティファー！ 早くおいでよー！」
海の中からユフィが呼んでいる。
「さてと、行きますか」
「行きましょ」
三人は思い思いに泳いでいたが、やがて水のかけ合いを始めた。
ヴィンセントは汗だくになりながら、それを見ている。
そこへクラウドがやってきた。
「ヴィンセント、顔色が悪いな。代わるか？」
「……すまんが頼む」
ヴィンセントはよろよろと別荘へ戻っていった。
水着に着替えていたクラウドは、早速三人のところへ行った。
「あっ！ クラウド！」
「なあに。仲間に入りたいの？」
「やっちゃえ！」
三人はクラウドにスキンシップを始めた。
それぞれの胸がクラウドに当たる。
「三人とも、やめ……やめなくていいぞ」
クラウドは顔面崩壊を必死にこらえていた。
散々遊んだ四人は別荘へ帰ってきた。
シャワーを浴び着替えたティファとエアリスが、こしょこしょと内緒話をしている。
二人はユフィを連れ、出かけることにした。
「クラウド、夕食の買い物行ってくるね」
「ああエアリス、荷物持ちでついて行こうか？」
「大丈夫、大丈夫。私たちににまかせて、休んでいなさい」
作品名：FF7 -つかの間の休日- 作家名：malta