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グランギニョールは微笑んだ 第一章

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ミゼルと言う少年


ヒロやバンから見たら、女の子は桃色の髪に金色の目をしていた。深い真紅の帽子を被っていたが、精神年齢は高いと思われるだろう。
「…あ、あの…名前は…?」
「モモって呼んで下さい!」
モモと呼ばれる女の子はにこやかに笑った。彼女が操るLBXは桃色のLBXでエアッドカノン、スタンガンを装着していた。しかし違うのは、カメラアイが無い事だ。
キリトのLBXはまたかと思う位フェンリルを改造したLBXだった。
「何で…。」
「今は説明している場合じゃないぞ、行くぜ!」
フェンリルは剣を振り回しながら黒いLBXと相手した。イカロス・ゼロは槍で追撃するもLBXは斧でガードした。
「ムーンダガー、射出!」
モモはそう言い、LBXの腕の中に短剣を出し黒いLBXを一閃で切った。ヒロはす、凄い…!と言った。
「エステルはアニマの器を搭載しているんですよ。」
サンはアニマの器だって!?と叫んだ。そんなに重要な代物なのか。サンはデジタニアスで追撃をした。…が、追撃されても、LBXは生きていた。LBXは斧で3機を吹っ飛ばした。
「ヒロ、合体ファンクションで行くぞ!」
ヒロは分かってます、バンさんと言い必殺ファンクション!と叫んだ。
『アタックファンクション、00ソード』
イカロス・ゼロが巨大な双剣へと変化しイカロス・フォースが其れを持ち衝撃波で斬った。
――しぶとくLBXは生きていた。モモは任せて下さい!と言い、必殺ファンクション!と叫び言った。
『アタックファンクション、スターメテオ』
エステルの腕が弓へと変化し、光の矢で射た。星屑が綺麗に舞っている。LBXはブレイクオーバーした。
「…やったか!」
5人はホッ。と安堵するが、モモは「何か来ます!」と言った。

「君達が、…『ツァラトゥストラの原罪』か。」

現れたのは少年だった。薄い灰色の髪をして、更に光る眼をしていた。サンは「…誰だ!」と言った。
「…そう慌てるんじゃない。無駄な感情を持つ人間。」
「…無駄なんか、じゃ無い!」とサンは叫ぶも少年は言った。
「僕の名前はミゼル。無駄の無い世界を構築する者と言っても良いかな?」
モモはそんなの、酷過ぎます!モモ知っているんです!貴方がこの事件を起こしたんでしょう!と言った。
「如何言う事だモモ!?」とバンは言うもモモは強気だ。するとミゼルはおっと失礼、桃(ペシェ)。と言った。
「今回は挨拶代わりだよ。今度会うときはもう、パーフェクトワールドが完成しているけどね。」
ミゼルはそう言い、去って行った。

「助けてくれて、有難う。」
バンはキリトとモモに手を出した。サンは「教えてくれないか、今の事を」と言った。

「…今言います。起こっている事を」