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グランギニョールは微笑んだ 第一章

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襲撃、新たな仲間


「今日は凄く楽しかったですねー!」
ヒロはそう言うとワクワクと胸を踊らしていた。ランは「御爺ちゃんに何て言おうかな!」と言っている。…バンは窓を見ていてサンは深く暗い顔をしていたが。
「…もう直此処とお別れなんだな…。」とバンは溜め息をついた。そうだ、ユウヤやジンにジェシカとはお別れだが、気になる事がある。
(…キリト…。)
亡き者の亡霊に許しを得て欲しかった男。彼はどうなるのだろうか。このまま大丈夫なのだろうか…。
「…ん!何だ?渋滞か?」
コブラは何かに気づいたのか、見上げてみたら――。
…LBXが、車を襲っていたのだ。
「…何だと!?おい、お前らこの事態を――。」
4人は飛び出し、ちょっと行って来る!と語ったが、ドアを飛び出して町の中枢区へ走って行った。

「…ブレインジャックは終わった筈なのに!」
バンが言う事に一味ある。元々ブレインジャックはオメガダインがMチップを操って操作していたが、今は抜き取られているので出来る筈が無い。
サンは予知能力を駆使し、「こっちだ!」と言った。
そうだサンは超人を超えた能力を持っているからこんな事態も対応出来るんだっけ。とヒロは思った。
着いたのは地下鉄だ(今は避難中で無人だが)。
そこに居たのは謎の黒いLBXだった。こんなLBX、見た事が無い。バン、ヒロ、ランはLBXを出し、迎撃した。
「イカロス・ゼロ!」
「イカロス・フォース!」
「ミネルバ改!」
サンは「デジタニアス!」と叫びデジタニアスを出した。
4対1。此方が有利だ。と思われたが――。
「こいつ…、強い!」
LBXは斧を振り回し地道に4機にダメージを与えている。我慢できなくなったランはミネルバ改を突撃させるが――。
黒いLBXに掴まれ、何やら苦しそうな事になっていた。放された後、ミネルバ改は無事だと思われたが――。
突如、ミネルバ改は3機に向かって攻撃していた。
「何やってるんだラン!」とバンは叫ぶ。
「可笑しいのよ!ミネルバ改の操作が――。」

「スタンガン、発射です!」

電気を帯びた弾がミネルバ改に命中し、ミネルバ改は倒れた。「…誰だ!」とバンは叫ぶと、謎の少女と…風摩キリト!?
「よお、また会ったな。」
青年は、猫背で此方を見ていた。