魔女と機械
戦闘
一週間後…
リーニコと結衣は空母に乗っていた
リーニコは結衣を連れて甲板で煙草を吸っている
リーニコ
「さて…もう少しで到着するか。んー!甲板での一服はたまんないねぇ!!」
結衣
「…私は喫煙していないので…」
リーニコ
「相変わらず硬いねぇ…まぁいいや」
リーニコは煙草を海に捨て、立ち上がる
その時、空母から警報が鳴り響いた
リーニコ
「おや?ネウロイかな?」
結衣
「おそらく」
放送
『リーニコ・エンガルド准将。武光結衣中佐。至急、操舵室までお願いします。ネウロイの反応、そして扶桑の輸送機からの通信です』
結衣
「どうやら任務のようです。行きましょう」
リーニコ
「はいよ」
甲板の放送機具からそう放送されるとリーニコと結衣は歩きながら操舵室へと向かって行った
操舵室…
リーニコ
「はい来たよ。状況は?」
船長
「はっ。扶桑からの支給を積んだ輸送機とネウロイが会敵。至急、救援をとのことです」
リーニコの問いに船長は淡々と答えた
結衣
「救援ですか。どうされます?」
リーニコ
「丁度いいや、アレを使おう。結衣、アイツを起こしてくれ」
結衣
「了解しました」
結衣はリーニコの命令を聞き、操舵室を出て行った
船長
「アレ…とは?」
リーニコ
「最新の軍事兵器だよ。アンタもさっさとハッチを開けな」
船長
「了解です」
船長はそう言って機器を触り、ハッチを開いた
リーニコ
「さーてと。お手並み拝見だ」