兄弟の絆
水戸部は、紙を出した。
・・・・だったらなおさら、俺のせいで二人を危険な目にあわせられない・・・
・・・と書いてあった。
(笠)「・・・・しかし・・」
その時、いつの間にか出していたエルレイドが二人をテレポートさせた。
(伊)「しまっ!水戸部!」
(笠)「・・・くそ!」
二人は、基地の外に出られた。
(百)「いや~君もバカだね。君は逃げれたかもしれないのに・・・じゃあ・・・僕も本気を出すことにするよ。いくよアルセウス!」
ランクルスは、無言の水戸部の支持をテレパシーで聴き、ジャイロボールを繰り出した。
(百)「うん。いいね。アルセウス。だいちのちから。」
アルセウスは、だいちのちからで防御をした。
(百)「いくよ。そのエーフィも一緒に。アルセウス。さばきのつぶて・・・」
さばきのつぶてを交わす支持を出したが、スピードが違いすぎて、二匹ともクリーヒットしてしまった。
水戸部は、二匹を戻した。
水戸部は、ルカリオを出した。
(百)「やっと来たか・・・そうだ。賭けをしよう。そのルカリオを僕が倒したら。僕の結う事を聞く。もし倒せなかったら、いや・・・君が僕のアルセウスを倒したらもう何もしない。ポケモンも全部返すと・・・どう?」
水戸部は、少し考えてからゆっくりとうなずいた。
(百)「うん。話が早くていいね。ますます気に入ったよ。ルカリオも・・・君も・・・アルセウス。かみなり。」
アルセウスは、素早く動きかみなりを放った。
ルカリオもすぐにかわし、きあいだまを放った。
アルセウスは、攻撃した後だったのでギリギリに交わしたが、かすった。
(百)「やっぱり最高だ。アルセウス!さばきのつぶて!」
たくさんのさばきが上から落ちてきた。
(水)「・・・・っ!」
ルカリオもさすがにすべてを交わすことができなかった。
何個かかすった。
その時、ルカリオも水戸部もうなずき目を開けた。
(百)「これからが本番だね・・・・だがまだまだ裁きは、続くよ。」
さばきの攻撃は、まだまだ続いていた。
(水)「・・・・・」
ルカリオは、うなずいた。
ルカリオは、さっきより早いスピードで、さばきをすべてよけた。
(百)「これほどとは・・・・アルセウス!スピードアップ!」
さばきの動きもスピードアップした。
ルカリオも動きをどんどん早めた。
(水)「・・・・くっ」
ルカリオのスピードにも限界が近づいてきた。
水戸部は、もうだめかとおもった・・・
(日)「ミュウツー!サイコブレイク!」
(山)「ピカチュウ!エレキボール!」
二つの技がアルセウスに直撃した。
(百)「何!?くっ・・・もとに戻ったというのか!?」
(日)「これ以上攻撃はさせない。」
(山)「さっさと諦めるのな!」
二人の目は、おんなじ目をしていた。
(百)「・・・・・・・・まだ奥の手があるさ・・・アルセウス。ほろびのうた!」
アルセウスは、ほろびのうたをうたい始めた。
(日)「何!?ほろびのうた!」
(山)「しまったピカチュウ!!」
ピカチュウと、ミュウツーは苦しみだした。もちろんアルセウスとルカリオも苦しみ出した。
(百)「・・・・・これで決まりだね。僕はまだポケモンを持ってる。水戸部君のエルレイドは、外だし。今君たちの手持ちは、それが最後だ。僕の勝ちだ!」
そのとき、動いたのはルカリオだった。
水戸部も口を開いた。
(水)「・・・あきらめちゃいけない。まだ終わってない。ほろびのうたが終わる前に決着を決める・ルカリオ!連続ではどうだん!」
ルカリオは、波動弾を何発も繰り出した。
(百)「くっ・・・・耐えてくれ!」
大きな爆発が起こった。
ルカリオも、ピカチュウも、ミュウツーも無事なまま、ほろびのうたが終わっていた。
水戸部たちは、すぐにルカリオを戻した。
(百)「まだだ・・・僕にはまだポケモンが・・・・」
白蘭が、次のポケモンを出そうとしたときに水戸部に字が書かれたメモ用紙を見せられた。
そこには・・・・
・・・・アルセウスを倒したらという約束・・・・
と書かれていた。
(百)「・・・・わかったよ。僕の負けだ。もう何もしない。」
それを約束に白蘭は、その場を去った。
(笠)「日向!武!水戸部!無事・・・みたいだな!」
(伊)「よかった・・・心配したんだぞ。」
(笠)「そうだ。それに水戸部!お前は無茶をしすぎだ!」
水戸部は、申し訳なさそうに何回もペコペコと頭を下げた。
(伊)「まあ、無事ならそれでいいんじゃないですか。」
(日)「帰るか・・・皆が待っている場所へ・・」
こうして、一つの危機は去った。
今回は、五人に何かしら学ぶことが多かった。
end