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Aに救いの手を_サイレント・キーパー(仮面ライダーW)

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やはり撤退か?
(しかし、アジトを知られちまったこの状況で永田が易々と俺たちを逃すとは思えない・・・・・)
否、ならば―――。
「くそっ! こうなっちまったら仕方ねぇ!」
翔太郎は覚悟を決める。
このまま前へと進む覚悟を。そして、
「―――は、半分力貸せよ、相棒」
真倉俊をこの戦局を乗り切るためのパートナーとして受け入れる覚悟を。
「・・・・・・」
真倉は翔太郎の聞き慣れないフレーズに怪訝な顔をする。
はぁ何言ってんのこいつ、みたいな。
(くそ、やっぱりこいつに使うべき言葉じゃなかったっ!!)
激しく後悔の念が押し寄せてくる翔太郎を知ってか知らずか、真倉はフッと微笑むと、
「・・・ふん、ぬかせ」
翔太郎の意思をどう受け取ったかは不明だが。
「―――貴様こそ足を引っ張るなよ、探偵!」
真倉は翔太郎と共闘することを選んだ。
かくして、ドーパントvsただの人間二人による戦いの火蓋が切って落とされた。
「あ、でもまだちょっと怖いかも」
「おおい!?」
・・・・・・。
(いろんな意味で)冷や汗交じりのやり取り。
とにかく、ダブル抜きの決死の戦いが今、幕を開ける。