The world make kaput <1章>
森と丘
ラウル:
「いいか…下位モンスターとはいえ油断すると致命傷になる事もある」
エリス:
「イエス!」
ラウル:
「…前、来たからだいたいの地形は分かるな?」
エリス:
「イエス!」
エリスとラウルは早速ランポスの討伐にきていた。
ラウルが説明をしているのにエリスは自分の格好を見てにんまりしていた。
ラウル:
「…エリス!」
エリス:
「は、はぃっ!」
いきなり大声で呼ばれて何事かとラウルを見る。
ラウル:
「服眺めるんなら帰ってからでもいだろ?今は目の前の事に集中しろ!」
エリス:
「ぃ…イェッサー!」
まさか怒られるとは思ってなかったのかおかしな返事をするエリス。
ラウル:
「ほら、もうあいつらの縄張りだ。あそこに見えるだろ?」
指差した先で、3匹のランポスがケルビの死骸をついばんでいた。
ラウル:
「落ち着いていけば恐れる相手では無い…まぁ危なくなったら助けてやる」
エリス:
「…よし」
やっとやる気になったのかエリスの目つきが変わった。
右手にハンターナイフを握り、ランポスへ近付いていった。
作品名:The world make kaput <1章> 作家名:ますたーど