the second arrival
ガサガサ…ガササ…
???
「ね~どこまで行くの~?」
全身赤いドレスに頭だけモンスターの頭を模した物を被った少女が、先を行く猫のような2足歩行の生き物にたずねた。
???
「いいから付いて来るニャ~」
たずねられた生き物はそれだけ言うとスイスイと歩を進めていった。
???
「あ、待ってよぉ~」
少女と生き物がいるのは森と丘を越えた先にある低木地帯だ。その一角にある小さな抜け道を少女と一匹は歩いている。
小動物にとってはいい隠れ蓑であり行動するにもちょうどいい高さなのだが、人間などが通るには四つん這いにならなければならない。
現に少女の真っ赤なドレスは見る影も無く泥だらけになっている。
???
「ほら、もう着くニャ」
猫が少女の方を振り返り目前を指差し、出口まで走って行った。
???
「早く来るニャ~!」
少女は、もう…と頬を膨らませながらも出口へと歩を早めた。
???
「ね~どこまで行くの~?」
全身赤いドレスに頭だけモンスターの頭を模した物を被った少女が、先を行く猫のような2足歩行の生き物にたずねた。
???
「いいから付いて来るニャ~」
たずねられた生き物はそれだけ言うとスイスイと歩を進めていった。
???
「あ、待ってよぉ~」
少女と生き物がいるのは森と丘を越えた先にある低木地帯だ。その一角にある小さな抜け道を少女と一匹は歩いている。
小動物にとってはいい隠れ蓑であり行動するにもちょうどいい高さなのだが、人間などが通るには四つん這いにならなければならない。
現に少女の真っ赤なドレスは見る影も無く泥だらけになっている。
???
「ほら、もう着くニャ」
猫が少女の方を振り返り目前を指差し、出口まで走って行った。
???
「早く来るニャ~!」
少女は、もう…と頬を膨らませながらも出口へと歩を早めた。
作品名:the second arrival 作家名:ますたーど