鴉天狗と!!
「あ…そうそう、言い忘れてたわ………あら?」
突然俺と射命丸の間にスキマから半身を出した紫が現れた
…心臓に悪い人だな
いや、人じゃないのか
不意打ち的に驚いて絶句してしまっている俺達2人を見て、何かを閃いたように顔を綻ばせる
何か嫌な予感がする…
「ふふっ……ちょっと待っててくれるかしら?」
そう言い残して消えた
「えっと、つかささん…今の何だったんでしょうか?」
射命丸がさっきまで紫がいた場所を見詰めながら言う
「さぁな……ただ、嫌な予感がするのは俺だけか?」
「奇遇ですね。私もです」
「…やっぱりこれって待ってなきゃ駄目なのか?」
「相手が相手ですからね………」
「…だよなー」