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ますたーど
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novelistID. 46067
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The world make kaput <2章>

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ラウル



―翌朝―

・・・コンコン

ラウル:
「エリス、起きてるか?」
ラウルがノックしながら呼び掛けると扉がゆっくりと開いた。

「ニャ…ラウルかニャ~エリスニャらまだ寝てるニャ~」
昨日ラウルが来るのを遅くまで待っていたらしい…とアキが説明してくれた。アキも同じように待っていたのだろう…くぁ…と小さく欠伸をした。

ラウル:
「そりゃ悪い事をしたな…すまん」
それほど昨日、村長との話が長引いてしまったのだ。

アキ:
「ニャ~エリスはぷんぷんだったニャ~。いつかラウルの家に特製爆弾を放り投げてやる!って言ってたニャ~♪」
そう言い、ケタケタと笑うアキ

ラウル:
「………」
笑い事ではない…エリスなら本当に投げ入れそうだ…

ラウル:
「じゃ、じゃぁ俺は少し出かけてくるから。昼頃には戻ると伝えておいてくれ」

アキ:
「分かったニャ~…あ、暇があったら生肉を取ってきて欲しいニャ♪」
めんどくさい…と言いかけてさっきの会話が甦る。

ラウル:
「…あぁ、爆弾投げ入れられない様にエリスにお土産でも持って帰らないとな」

アキ:
「そうだニャ。せいぜい気を付けるニャ~」
またケタケタと笑うと、じゃぁよろしくニャ~と言い残し扉を閉めた。

ラウルはクエストを受注するために村長の家へ向かった。