遊戯王GX~理解不能の漂流者~ 初等部編その1
デュエルアカデミア初等部で生活した感想は「なんだこの決闘(デュエル)教育は……」でした。
どうも皆さん、芦狩颯天(アシカリ ソウマ)です。
僕は只今、『体は子供、頭脳は大人』を絶賛体験稼働中です。
さて、毒を飲まされてもいない状態で子供化した僕はデュエルアカデミアの授業に退屈を覚えている。
まず、授業は既に理解している事………ばかりじゃないけどさ。
決闘学とか、カード学って、使う教材が社長やATMさんが使っていたカードを始め、決闘都市(バトルシティ)上位入賞者の使用カード、果てにはプロ決闘者(デュエリスト)の使用カードなどで、果たしてその中に僕達が使えるカードがいったい何枚あったか数えた方が有意義ではないかと思える講義がチラホラと有るのは突っ込まないでおこう。
そんな退屈な日々を耐える僕に、厄介な事件が舞い込んで来た………
それは初等部恒例とされている『全学年合同交流決闘祭り』という交流会での出来事だ。
初めて参加したとは言えないけれど、それでも『僕』は初めての参加なので年甲斐(?)も無く浮わついていると、周りは苦い顔をしている奴がほとんどだった。
その理由は交流会が始まって初めて判った。
これは交流会とは名ばかりの下級生虐待集会なのだ。上級生は下級生よりも知識があり、圧倒的アドバンテージでアンティ決闘を強制的に強いりカードを貪り取る屑ばかりなのだ。
そして、その矛先が僕の隣にたまたま居た少女に向けられた時、僕の中で何かがプッツンした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「オイ、オマエ。俺とデュエルしろよ」
その上級生はニヤニヤしながらボクに手を伸ばしてきた。
だから嫌なんだ、この交流会は……ボクらが手に入れた強いカードを上級生が無理矢理奪って行く。
ボクがぎゅっと目を閉じうつ向いた時、隣から怒りの籠った声が会場に響き渡った
「その汚い手でソイツに触るんじゃあねぇ!!屑がぁ!!」
その声でボクが顔を上げると、偶々隣に居た男の子が物凄い形相で上級生を威嚇していた。確か名前は芦狩颯天くんだっけ?最近、急に雰囲気が変わったからおかしいなとは思ってたけど。
「汚い手だと?テメェ、生意気だぞ!」
颯天くんの威嚇に怯んで居た上級生が苛立ち始めたのに対して
「ああ汚いね、人のカードを不公平なルールで奪っておいて綺麗な手ですって言えんのかよ!!胸張ってテメェを育ててくれた親に『ルールもろくに知らない後輩からアンティ決闘(デュエル)してカードを奪ったけど僕の手は綺麗でしょ?』って事の顛末を全て見せて言えるのかよ!!この屑が!!!」
普段の颯天くんからは想像できない言葉使いで上級生を罵っている姿はボクを庇ってくれているのだけれど、颯天くんが恐ろしく感じた
「う………うるせぇウルセェ!!テメェには関係ねーだろぅが!!」
「あるに決まってんだろうが!!………僕の友達に手を出した事後悔させてあげるよ」
「ほぉ~、後悔させるってか?おもしれぇ……アンティ決闘(デュエル)だ!!」
上級生が颯天くんを指差し宣戦布告すると、颯天くんは不適に笑みを浮かべた
「良いだろう、貴様がアンティとして差し出すのは下級生から奪ったカード全てだ!僕が負けたらこのデッキをくれてやる」
「決まりだ、後で泣いても知らねぇぞ!」
「それはこちらの台詞だな。」
そう話終えた二人は互いに距離を取るために反対に向かって歩き出した、ボクは慌てて颯天くんに駆け寄った。
「止めておきなよ、あの上級生は初等部で上位に入るくらい強い子なんだよ!勝てっこ無いよ!?ボクも一緒に謝るからやめようよ。ね?」
でも、颯天くんはボクを目を合わせてじっと見つめた後、ボクの頭を撫でて笑いながら「安心して観てろよ」って言ってデュエルディスクを構えた
「━━━いくよ屑野郎、懺悔の覚悟は十分か?」
「黙れ、クソガキ!!」
「「決闘(デュエル)」」
どうも皆さん、芦狩颯天(アシカリ ソウマ)です。
僕は只今、『体は子供、頭脳は大人』を絶賛体験稼働中です。
さて、毒を飲まされてもいない状態で子供化した僕はデュエルアカデミアの授業に退屈を覚えている。
まず、授業は既に理解している事………ばかりじゃないけどさ。
決闘学とか、カード学って、使う教材が社長やATMさんが使っていたカードを始め、決闘都市(バトルシティ)上位入賞者の使用カード、果てにはプロ決闘者(デュエリスト)の使用カードなどで、果たしてその中に僕達が使えるカードがいったい何枚あったか数えた方が有意義ではないかと思える講義がチラホラと有るのは突っ込まないでおこう。
そんな退屈な日々を耐える僕に、厄介な事件が舞い込んで来た………
それは初等部恒例とされている『全学年合同交流決闘祭り』という交流会での出来事だ。
初めて参加したとは言えないけれど、それでも『僕』は初めての参加なので年甲斐(?)も無く浮わついていると、周りは苦い顔をしている奴がほとんどだった。
その理由は交流会が始まって初めて判った。
これは交流会とは名ばかりの下級生虐待集会なのだ。上級生は下級生よりも知識があり、圧倒的アドバンテージでアンティ決闘を強制的に強いりカードを貪り取る屑ばかりなのだ。
そして、その矛先が僕の隣にたまたま居た少女に向けられた時、僕の中で何かがプッツンした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「オイ、オマエ。俺とデュエルしろよ」
その上級生はニヤニヤしながらボクに手を伸ばしてきた。
だから嫌なんだ、この交流会は……ボクらが手に入れた強いカードを上級生が無理矢理奪って行く。
ボクがぎゅっと目を閉じうつ向いた時、隣から怒りの籠った声が会場に響き渡った
「その汚い手でソイツに触るんじゃあねぇ!!屑がぁ!!」
その声でボクが顔を上げると、偶々隣に居た男の子が物凄い形相で上級生を威嚇していた。確か名前は芦狩颯天くんだっけ?最近、急に雰囲気が変わったからおかしいなとは思ってたけど。
「汚い手だと?テメェ、生意気だぞ!」
颯天くんの威嚇に怯んで居た上級生が苛立ち始めたのに対して
「ああ汚いね、人のカードを不公平なルールで奪っておいて綺麗な手ですって言えんのかよ!!胸張ってテメェを育ててくれた親に『ルールもろくに知らない後輩からアンティ決闘(デュエル)してカードを奪ったけど僕の手は綺麗でしょ?』って事の顛末を全て見せて言えるのかよ!!この屑が!!!」
普段の颯天くんからは想像できない言葉使いで上級生を罵っている姿はボクを庇ってくれているのだけれど、颯天くんが恐ろしく感じた
「う………うるせぇウルセェ!!テメェには関係ねーだろぅが!!」
「あるに決まってんだろうが!!………僕の友達に手を出した事後悔させてあげるよ」
「ほぉ~、後悔させるってか?おもしれぇ……アンティ決闘(デュエル)だ!!」
上級生が颯天くんを指差し宣戦布告すると、颯天くんは不適に笑みを浮かべた
「良いだろう、貴様がアンティとして差し出すのは下級生から奪ったカード全てだ!僕が負けたらこのデッキをくれてやる」
「決まりだ、後で泣いても知らねぇぞ!」
「それはこちらの台詞だな。」
そう話終えた二人は互いに距離を取るために反対に向かって歩き出した、ボクは慌てて颯天くんに駆け寄った。
「止めておきなよ、あの上級生は初等部で上位に入るくらい強い子なんだよ!勝てっこ無いよ!?ボクも一緒に謝るからやめようよ。ね?」
でも、颯天くんはボクを目を合わせてじっと見つめた後、ボクの頭を撫でて笑いながら「安心して観てろよ」って言ってデュエルディスクを構えた
「━━━いくよ屑野郎、懺悔の覚悟は十分か?」
「黙れ、クソガキ!!」
「「決闘(デュエル)」」
作品名:遊戯王GX~理解不能の漂流者~ 初等部編その1 作家名:まにまにまーや