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スターサインプリキュア☆

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「…はぁ、ったくお前は人間界でも何をしとるんだ!!」
「誤解だよ誤解!」
「次期の王としてのこれは修行でもあるんだ、分かっているのかお前は!」
「へいへい…。」
『…。』
「みのりさん、手厳しく指導してやって下さい。」
「え、あ…はい…。あのぉ?」
「ん?」
「次期の王…?」
「!!!こ、これは申し訳ない!私の自己紹介がまだでしたな、いやはやついつい心配と興奮で忘れてしまいました、どうかお許しを。私はコンストレーション王国の国王、おおぐま座のメラクと申します。」
「こ、国王…!」
「す、すごい…!」
「って事はアルカス君は…」
「紛れもなく王子、次期の王位継承者ね。まぁ他に兄弟がいたり、その王国の決まり事があればまた違うかもしれないけど。」
「基本的に星の生まれ変わりだから直接の兄弟はいねぇんだ。」
「そうなんだ?」
「家族っていうのもあくまで系統で組んであるってだけで、人間界のように血縁での家族じゃねぇんだ。」
「なるほど…。」
「…興味深いわね。」
「…というかというかというか!?アルカスが…王子様―――――!?」
「前に言ったじゃねぇか。」
「そうだっけ?」
「そういえばそんな事あった気がする…。」
「だとしても信じないよ!!こんなわがままなのが王子なんて!!国が崩壊しちゃうよ!!…あ…。」
「ハハハ、いいのです、みのりさん。こちらにいる時のアルカスも同じ、とても今のアルカスだと心配で心配で…しかし私は人間界で、アルカスはもちろん、ハルちゃんも、ピーコちゃんもロタ君も、皆がプリキュアと共に大きく成長してくれる事を望んでいます。」
「おやじだってそんなでかくなってないだろ?昔と身長変わってねーぞ。あ、体重か?」
「体の問題ではないわ!!…こんな息子ですが、お願い出来ますかな…みのりさん。」
「はい、大丈夫ですよ!確かにちょっと素直じゃない子だけど、私、アルカスと出会ってプリキュアになって、今こうやって仲間がいて。すごく楽しいんです!だから、頑張ります!」
「ありがとう、よろしく頼みます。今日の事は他の仲間にも伝えておきます。また困った事があればいつでも連絡が取れるよう、こちらでも調整をします。」
「よろしくお願いします!」
「では、今日はこの辺で…。」
そこで映像は途切れた。