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スターサインプリキュア☆

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「…。」
「あのダークマターはいつもと違います!危険です…。」
結姫たちは準備室を出て廊下の窓から戦闘を見守っていた。
異空間のせいか学校内に人気は感じられない。
「でも、デルフィナスの攻撃が効かないなら私なんか行っても役に立てないよ…。」
「そんな事ないと思うけど。」
「ピーコちゃん?」
「確かにあのダークマターじゃいつもの攻撃は効かないかもしれないわ。
でも…今のプリキュアはプリキュアじゃない。」
「どういう事…?」

「次は私が!!輝け!くじゃく座の力よ!プリキュア・パーボジスフィーレ!!」
ドォォォン!
「やった!!」
「ふん、甘い甘い!言ったでしょ。お父様の力を借りたってね。」
「え…?」
「グレイトォォォォォォ!!!」
『きゃああああああ!』

「みんな…!!」
「今のプリキュアは4人全員いてプリキュアなのよ。」
「…。」
「私もそう思います。それにみのりさんが言った事が本心ではない事…結姫さんが一番ご存知なのでは?」
「ハルちゃん…。」
「ボクも…みのりさんがいて、春菜さんがいて、星羅さんがいて…そして結姫さんもいる…。
それが今のプリキュアだと思います!」
「みのりのやつ、ちょっとカッとしちまったんだ。お前の事を誰よりも心配してるのはあいつだからな。
俺はよく分かんねぇけど、いくら夢が決まらなくったってみのりと同じ道に進みたいってわけじゃねえんだろ?それをみのりは…あいつは知ってるから、決まらないからって安易に一緒にやるって言ったお前を怒ったんだと思うぞ。ま、お互いに言い過ぎたのは間違いないだろうけどな。」
「アルカス、たまにはいいこと言うのね。」
「俺はいつでも良識ある王子だからな。」
「その態度を直せば素直に褒めれるのに。」
「なんだとー!?」
「…ハルちゃん、私、やっぱり行く。」
「結姫さん…!」
「みのりのためでも…自分のためでもなく、みんなの国を救うため、私達の星を救うために私は戦わなきゃ…。だって、私も選ばれた戦士だもんね…!」
「はいっ!」