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スターサインプリキュア☆

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「みのりは…?何してたの?」
春菜さんがそう尋ねる。
「う…。わ、私は食べ専なのでみんなのお料理をおいしく食べるために舌を休ませていました♪」
「何もしてないのね。」
「だ、だから味覚に休養を…」
「みのりらしいわ。どうせ朝7時くらいに起きて、あああ!今日お花見だったんだ!ヤバい、ヤバいよ!何もしてない!!ってなったんでしょ?」
「結姫、お前隠しカメラでも仕込んでんのか?」
「ちょっとアルカス!!!」
『アハハハハ!』
「私だって一応料理も、何でも出来るんだから!でも、今回はほら…みんな作ってくるって言ってたから作り過ぎてもなんだし、優しさで!ね、や・さ・し・さ!」
「はいはいー。」
「春菜さんひどーい!」
「ほら、見て。」
星羅さんが後ろを振り返る。
「わぁ…。」
そこには元通りになった桜の木、そしてそよ風によってちらちらと花びらが舞っていた。
私は桜の木を見ながら美味しそうにお弁当を食べるバルジや桜をじっと見ていたメシエちゃんの姿を思い出していた。
「桜さん…騒がしくしてごめんね。そしてありがとう、綺麗な花を見せてくれて…!」
ヒュー…
私の手のひらに一枚の花びらが落ちてきた。
それはまるで桜の木も助けてくれてありがとうってお礼を言ってくれているようだった―――。