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スターサインプリキュア☆

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私…フィラメントはスター・バーストの生活区域内にある図書室に来ていた。
図書室と言っても管理人などはおらず、開かれた当初から私の私有地だ。
ここには過去の資料、プリキュアの資料、我らスター・バーストの各個人の資料等が置いてある。
そして私以外が立ち寄ることはないため、私の休憩場所でもある。
「ふぅ…お嬢様には困ったものだな。」
そうため息をついて私は1つの古びた本を手にする。
「忌々しいプリキュア共…。そう言えばこの度の者達にはまだ会った事がないな。
近いうちに挨拶でもしに行くか…まだ力不足のこの私でも挨拶くらいは出来るであろう。」
私はそう呟きながらパラパラと本のページをめくり、元の場所へ戻す。すると少し離れたところでドンッと音がし、1冊の本が床に落ちた。
「…。」
私はその本を拾い上げる。
――これは、お嬢様の幼い頃の写真か…。
しかし、ページをめくっても今まで目にした記憶のないお嬢様ばかり。
私が最初に見たお嬢様はどんな風であっただろうか…?
今そんな事を思っても仕方がない。本を直そうと思い、私は本を持って手を伸ばす。
すると、その本から1枚の写真がひらりと落ちた。
「…今日はなんなのだ。」
私は渋々その写真を拾う。
それを見た瞬間私は持っていたアルバムを床に落とし、目を見開く。
「…!?これは…まさか…?どういう事だ…?何故…、この者は一体…!?」