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スターサインプリキュア☆

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ヴ―ヴー…
みのりのスターウォッチが反応する。
みのりは側面のボタンを押し、スターウォッチを開いた。
「はーい…ってうわぁ!」
驚いたことに結姫、春菜、星羅の3人の映像が浮かび上がっていた。
「こ、これって複数で通信出来るんだ…。」
『私、みのりを呼ぼうと思ってスターウォッチ開いたんだけど…春菜さんも星羅さんも同じ考えだったのね。』
『通信時間が重なるなんて偶然ねー。』
『それにしてもこの技術、地球上ではまだ見られないものじゃないかしら。小型の時計でここまで通信可能ならこっちで似たようなものを開発すれば一生食べていけるわ。』
結姫と春菜さんと星羅さんはそう口々に話した。
「えっとー…あれですよね。アルカスも感じ取ったみたいなんだけど。」
『うん。ハルちゃんも…』
『ピーコもよ。な、何この気配?って。』
『ロタもよ。ダークマターではないみたいだけど強い気配を感じたみたい。でもみんな異常がないって事はひとまず安心しても良さそうね。』
「そうですね。また何か異変があれば各自連絡って事で。」
『了解!』
じゃあまた、と言葉を交わして通信は切れた。
「気配…かぁ。アルカス、この辺の調査のついでに今から散歩行こっか。」
「そうだな!ちくわも買いに行こうぜ!」
「またー?」
とりあえず私はお気に入りの灰色のパーカーのポケットにアルカスを入れて出かける事にした。
「あ、そーだ!」私は家を出てすぐ自分の自転車に跨る。
アルカスはポケットから出して前かごに。
「ちゃんとつかまっててよね。」
よっと声を出して私はペダルをこぎ始める。
「おぉぉ!これか?前に言ってた…えーと…」
「自転車だよ。」
「それだ!いいな、これ!」
「アルカスはいいだろうけど私はこいでるんだからね?」
「へいへーい。」