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スターサインプリキュア☆

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「あーもー腹立つ!あいつらほんっまうっとしいわっ!!」
「何を大きな声で叫んでいる。」
「わっ、フィ、フィラメント様…!」
ヤバい…5人目が出たって言うたらどんな罰を下されるか…

「私の顔に何か付いているか?」
「い、いえ!包帯しか!」
「…。」
「あ、そのお体は…?」
「お前が健闘してくれたお陰で良くなった。感謝する。」
「ほんまでっか!良かった…そら良かった!」
「…パルサー。お前はしばらく休んでおけ。」
「え?お、俺何か…」
「ハハハ、何を言っている。ここしばらく頑張ってくれたのだ。少し体を休めるといい。」
フィラメントは目を細めてポンポンとパルサーの肩を叩いた。
「あ、あ、ああ!はい!ありがとうございます!フィラメント様!!」
「ああ。」
そしてパルサーとフィラメントがすれ違った。
「…。(バカめ…分からぬと思ったか、この役立たずが。まぁ良い、そのうちバルジと共に葬ってやる。
5人揃ったプリキュア…どのようなものかじっくりと見てやろうではないか…。)」
「…。(よっしゃ!一瞬ばれるかと思たけど、良かった…。フィラメント様は俺を褒めて下さった!
あのバルジと俺とはやっぱえらい違いやで…俺は昇進まっしぐらやな!ハハハハ!
よーっしゃ!しっかり休んで次こそあいつらをコテンパンに始末や!)」


「メシエ……大丈夫か…?」
「バルジ…」
「どうしたんだよ…何か様子が…」
「あ……っ!!!」
メシエは目を見開き苦しそうにハァハァと呼吸をする。
「メシエ…おい!!」
「だい…じょうぶだから…誰も…呼ばないで…呼んだら…あんたをこの場で…消す…。」
メシエは苦しそうに呼吸をしながら体を起こす。
「…。(まだ…まだ大丈夫…完全にお父様に支配されてるわけじゃない。まだ少し…時間はあるわ…。)」