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スターサインプリキュア☆

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ドォォォォォン――!
「ウルサイ人間共ガ眠ルダケデコンナニ素晴ラシイ世界二ナルトハ。」
ブラックメシエはダークスタースピアーを振るって街の建物や木々をなぎ倒していた。
時にはダークマターを召喚し遠くへ飛ばしていく。
「コノ世界ハ間モナク我ラノ物ニ…」
「あなたはそれでいいの?」
「…?」
メシエが振り返るとヘルメットを被った…謎の女性が立っていた。
「誰ダ…?私ニ刃向カウ者、全テ…」
ブラックメシエは女性にスピアーを向けるが女性はスッと手を出して制止させる。
「私はあなたには刃向かわないわ。この世界が消えてしまうのは……けど、私にはあなたを止める権利はないから。ただ、これはあなたの本心でやっている事じゃないのでしょう?」
「私ニハ心ナド存在シナイ。」
「いいえ。あなたは封印されているだけ。そして自分で…心を閉ざしているだけなのよ。」
「言ッテイル意味ガワカラナイ。ソレ以上用ガナイノナラバ大人シク消エロ。サモナクバ…」
「…はいはい、分かったわ。そのスピアーに突き殺されるのだけは御免だから。」
『メシエ!』
「…来たわね。お望み通り私は消えるわ。あなたに刃向かうのはプリキュアだけで十分でしょう?」
女性はそう言ってブラックメシエの前から姿を消した。
ブラックメシエは女性の去っていくところを目で追っていたがすぐにみのり達の元へ飛び降りる。
『メシエ…!』
「懲リナイナ。オマエ達ノ望ミ通リ、苦シマズニ消シテヤロウ。サラバ、プリキュア…ッ!」
「ひっ!みんな、かわすよ!!!」
ドォォォォォォン!
『きゃあああぁぁぁぁ!』
「逃ガスモノカ…」
「メシエ!」
「…?」
振り返るとそこに立っていたのはバルジだった。
「メシエ…もうやめろ…目を覚ませ。」
「サッキ逃ガシタゴミデハナイカ。」
「な…っ」
「フ……ハハハハハハハハ!面白イ、ゴミニシテハシブトイヤツダ。オマエカラ先に処分シテヤロウ。
ハッ!!!」
バルジは黒いバリアでブラックメシエの攻撃を防ぐ。
「くそっ…マジで正気じゃねぇ…!」
「ハァァァァァ!」
「ぐっ…はぁ…。力では敵わねぇな…さすが…お嬢様だぜ…!」
バルジの張ったバリアは粉々に破壊されバルジは急いで走っていく。
メシエもその後を追っていき、みのり達からは遠ざかっていった。
「い…今のバルジ?」
みのりは瓦礫の中からそっと頭を出す。
他の4人も同じようにしてそっと出てくる。
「だよ…ね?」
「何かメシエと戦ってなかった?」
「メシエを…止めようとしてるんじゃないかしら…。」
「バルジ…姿はよく見えなかったけどあの人も強いの?」
「あ、紗織は初めてだったよね。そういやバルジって最近見なかったよね…。何してたんだろ。」
「そ、そんな事よりみのり、私達変身しないと何にも出来ないじゃない!どうするの?」
結姫がみのりに尋ねるとみのりはその場でうーんとしばらく考え込み30秒ほど沈黙したところで口を開いた。
「お星様にお願いすればいいんだよ!」
『え…!?』