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スターサインプリキュア☆

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「ふー、美味しかったねー!」
「うん!ありがとうございます、星羅さん!」
みのりと結姫は星羅に食事のお礼を言った。
「腹が減っては戦は出来ぬ…これから迫る戦いにはしっかりと体力を付けて臨まないとね。」
「それで…これから私達はどうすればいいの…?」
紗織が口を開いた。
「とりあえず外に出てみようよ!」
みのりの提案通り、みんなで外の様子を見に行くことになった。
「真っ暗…だね…好きじゃないなぁ…。」
結姫はそう言ってみのりの後ろにくっつきながら歩いていく。
「スターウォッチのライトで辺りを照らしても何だか不気味よね。まるで肝試しみたい。」
春菜はそう言って笑う。
「よし、とりあえず変身だよ!そしたら飛びながら色んな様子見れるし、襲われてもすぐ対応出来るし!」
みのりはスターウォッチの付いた右手にぎゅっと力を入れながらそう話し、みんなもそうねと頷いた。
「よーし!じゃあ早速!」
『プリキュア・スターサインイリュージョン!』
5人はスターウォッチを突き出して叫ぶ。
スターウォッチはいつものように開いて光り、5色の色が彼女達をつつ…まなかった。
「あれ?」
「嫌な予感がするんだけど。」
星羅はそう言ってスターウォッチを見つめる。
「も、もう1回!」
『プリキュア・スターサインイリュージョン!』
「あれ…れ…?」
「何も…起こらない…ね。」
「こんな事ってあるの…?」
「あるんでしょうね。実際に起こっているのだから。」
「じゃあ私達…戦えない…?」
5人は少し動揺した様子で口々に話す。
「スタージュエルがダメになってるからかな…やっぱり。」
「その可能性が高いわね。」
みのりの言葉に星羅が答える。
「ハルちゃんも寝てるし…」
「あーもう!ピーコってこんな時に役に立たないんだから…。」
「こんなに眠ってるレオ、初めて見るし私はまだよく分からなくて…。」
結姫、春菜、紗織の3人も途方に暮れた様子だ。
ゴゴゴゴゴ――
『!?』
地響きがする。みのり達は互いに顔を見合わせ頷くととにかく走り始めた。