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スターサインプリキュア☆

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「何…?何が起こったの…?」
「結姫さん!あなたは、プリキュアです!このスターウオッチを使ってみのりさんと光を奪われた皆さんを助けて下さい!」
「プリ…キュア?」私はうさぎのぬいぐるみのような子から時計のようなものを受け取る。
「よく、分からないけどこれでみのりを助けられるのね。私は小さい頃からみのりにたくさん助けてもらった。私もみのりを助けたい…。ど、どうすればいいのかな?」
「時計を腕にはめて、『プリキュア、スターサイン・イリュージョン』って叫んで下さい!」
「分かった、やってみる。」
私は黄色のバンドの時計を腕にはめる。『プリキュア!スターサイン・イリュージョン!』私が両腕を前に出してそう叫ぶと時計が開き、針がくるくると回って綺麗な光が私を包み込む。体がどんどん光に包み込まれて黄色と薄ピンクの衣装に変わっていく。髪型も普段の髪型からツインテールになっている。
「結姫さん、今です!星座の力を受け取るために手を伸ばしてみて下さい!」
「…?こう、かな…?」私はそっと両手を伸ばす。すると、右手と左手、両方に1つずつ星が吸い寄せられるようにやってきて、私の髪にくるっと回転しながらひっつく。
そしてその星から赤いリボンがふわっと出てくる。
「わぁ…なんだかすごい…。」そうして私は無数の光から放たれて地に降りる。
「うさぎ座の優しき心!キュアレプス!」…自然と決めポーズも言葉も出てしまう。
少し恥ずかしい気もするけど何だか清々しい。

「やったわ!2人目のプリキュアよ!」
「結姫が…プリキュア…!」
「みのりっ!」結姫が私の元へ駆け寄ってくる。
「フン、小娘が2人になったところで変わらん!ダークマター、やれ!」
「マーター!!」
「そうは…させないっ!」ダークマターが私を襲おうとするほぼ同時に結姫が私を抱いて高々とジャンプする。
「ひゃぁぁ!た、高い…。ってこれどうやって…おりるぅぅぅぅぅ!?」
『きゃぁぁぁぁ!』ドシーン。2人で激しく落下。
「いったぁい…。ごめんみのり、かっこよく助けようと思ったのに…。」
「大丈夫だって。結姫のおかげであいつにやれれずに済んだんだよ。ホントにありがとう!」
「あはは、私でも少しはお役に立てた…かな?」
「結姫は小さい頃から私にとってすんごい心強い存在だよ。結姫がいたから今の私があるって言っても全然言い過ぎなんかじゃない。」
「みのり…ありがとう。」
「この場に及んでも悠長におしゃべりか!?なめられたもんだなぁ!さっさとやれ!!ダークマター!」
「マァァァァ!」ダークマターがまた私達を狙って向かってくる。
「行こう、レプス。」
「ええ、アルサ。」
『ハッ!』2人で左右に分かれてダークマターをよけ…
「あんたもしつこいわね、あんたが何度私達を襲おうと、街を闇に染めようと、そんな事絶対にさせない!」私はダークマターに蹴りを入れる。
「マァァ…タァァ…」
「何をしている!たかが小娘2人にてこずるな!」
「マァァ…!」
「ねぇ、うさぎさん!私が使えそうな武器とか技とか何かないのかな?」
レプスが私達を見守っているハルちゃんに叫んでいる。
「それは…」ハルちゃんがレプスの肩まで飛んでくる。
「多分あると思います。みのりさんも使えましたから。星の力を結姫さんの力に変えればいいんです!」
「そのためにはどうすればいい?」
「煌け!うさぎ座の力よ!と言ってみて下さい!」
「わかったわ!」
『煌け!うさぎ座の力よ!』
レプスが右手を前に出してそう叫ぶと星の形をした光がレプスの周りに集まってきて、一つのバトンのような棒状の形になった。
「これでとどめよ!『プリキュア・レプスエーリアル!』」
そう言ってその光のバトンをダークマターに向かってレプスが投げると、ダークマターの周りで円を描き、その光の円が更に強い光を放ってダークマターの動きを封じ、浄化する。
「マァァタァァァ…」
「くっ…まさか2度もやられるとは…。」