二次創作小説やBL小説が読める！投稿できる！二次小説投稿コミュニティ！

「ふー…緊張したぁぁ。」
「一言って何も考えてなかったよー。よろしくお願いします、くらいしか言えなかった。」
「まぁそんなもんだよね。ねね、結姫は部活動何行くか決めた？」
「そういえば体験入部が出来るのよね。色々興味がありそうなところに顔出してみようかな。」
「私はもう星研だけでいいやー。」
「とりあえず、部活紹介の冊子見に行かない？」
「どこにあるの？」
「図書室の前にあるらしいわよ。」
「じゃあ行こう！」
ホームルームが終わった私達は冊子を探しに図書室に向かう。
「ここが図書室か。」
「あ、ほらこれよ。」
結姫が図書室前の机に置いてある冊子を手に取る。冊子の横にはご自由にお取り下さいの文字。
「おぉ、結構色んな部活があるんだね。」
「家庭科部楽しそう！」
「結姫そういうの好きだもんね。かわいいイラストが描いてある♪
あ、お菓子作りや裁縫等を行いますだって。」
「私ここ見学に行こうかなー。」
「星研は？どんなの書いてあるのー？」
「えーっと、星研は…。あ、これ…？」
「ん？これ…？」
『…。』
そこにはイラストも何もなく、飾り気のない大きな文字でこう書いてあった。
「真面目に活動する気のある部員のみ募集　御用のある方は２年４組 蒲生まで。」
「…何か、果たし状…みたい。」
「き、きっとこれ、不器用な部長さんが何書いていいのか分かんなくて書いたんだよきっと！」
「えー…そうかなぁ。」
「私とりあえず星研の部室行ってみる！」
「ちょっ！待ってよ、みのりー！」