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スターサインプリキュア☆

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「はっ…!!」
夢…か。
「…。」
やっぱり疲れてるのかしら…。
だけど私にはやらないといけない事が山ほどあるのよ…。

リビングの方から物音がする。
「…!まさか!」
私は急いで部屋を飛び出してリビングに向かう。
「お父さん!!」
「あぁ、星羅。起きたのか、おはよう。」
「何やってるの!?」
「体調があんまり良くないんだろう?そういう日くらい家の事ははお父さんに任せなさい。
私だって朝ごはんやお弁当を作るくらいは出来るぞ。」
「…勝手な事しないで!!」
「…星羅。」
「この家の事も、お父さんの事も全部私がやるって決めたの。
お母さんはどんなに自分の体調が悪くてもそんな素振りさせずにいつも美味しいご飯作ってくれたし、
家の事も全部やってくれた。私も同じようにしてみせる。」
「でもな、星羅…。」
「お父さんはもういいから、お仕事大変なんだし。後は私に任せて。」
私はお父さんを振り払うようにして強引に台所に立つ。
「分かった。おかずは作っておいたから、今日はこれを使いなさい。」
「ええ、分かったわ。」
「…星羅。」
「何?」
「何でもかんでも1人でこなそうとしなくてもいいんだぞ。お父さんだって家族なんだ。
出来ることは何でもするから…。頼むから体だけは壊さないでくれ…。」
「私は…大丈夫だから…。」
「…。」