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スターサインプリキュア☆

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『おはようございます♪
今日もキラキラ星占いのコーナーです。さて今日のラッキー星座はどれでしょう!?』
「今日こそ…!最近1位取ってないんだよね…!!」
『11位〜4位まではこちら♪』
「…。」
「ぷっ。」
「11位…。」
「姉ちゃん最近イマイチだな。」
悟が少し笑いながら言う。
「高校生って結構大変なのよっ!」
はぁ…。
「そういえばみのり、星研にはもう行ったの?」
「え、あ、うん。」
「行ったのか!どうだったんだ?」
お父さんは新聞から身を乗り出して聞いてくる。
「いい先輩達がいて楽しそうだったんだけど、ちょっと部長さんが体の調子悪いみたいなんだよね。」
「そうなの〜それは心配ね…。」
「早く全員揃って楽しく活動出来たらいいな。」
「うん、そうだね。」
そうだ、早くみんなで楽しく活動できるように頑張らないと…!
きっと部長さんが元気になれば最高の部活になるはずっ!
「どうかしたの?みのり。」
「あ、ううん、何でもない!」
「慣れるまで大変だろうけど、無理するんじゃないぞ。」
「ありがとう、お父さん、お母さん!」
「そういえば悟、お前キャプテンに指名されたんだって?」
お父さんが悟を見てそう言う。
「え!?」
「ああ。まぁなー。」
悟は星ヶ丘中学校のバスケットボール部に入ってるんだ。
実際にやってるところは見た事ないけど、すごく上手いんだって。
「キャプテンってすごいじゃない!」
「でもそういうのあんまり好きじゃないんだよな…俺。」
「でもやるだけやってみればいいじゃない!」
「やるだけやってダメだったらどうすんだよ。」
「そ、それは…。」
「部員は俺だけじゃないし、キャプテンなら責任とかあったりするだろ?
ただ単にバスケが好きだからとか試合が好きだからとかで引き受けられねえんだよ。」
「ま、まぁ…。」
「よく考えてるのね。
悟がキャプテンでもそうでなくてもお母さんもお父さんもみのりもみんな応援するわよ。」
「何か困った事があったら相談しなさい。」
「ありがとう。」
責任…何かカッコイイ事言っちゃってさー…。
そういえば部長さん…部長さんは…?
星研の事、全部部長さんが指揮してて…だから溜め込みすぎて無理しちゃったのかな…。
だとしたら…みんなで分担すれば…!
星研の部員みんなで支えればきっと部長さんの負担も楽になるし、私達も部員として楽しめる!
そうだ、これだよ!!
「悟、ありがと!」
「え?」
「いってきまーす!」
「み、みのりー!気を付けて行きなさいよー!」
「はーい!!」
何でもやってみないと分かんないよね!
「結姫――!ちょっと早いけど一緒に学校いこー!」
「分かった!ちょっと待っててー!」
私は…みんなが笑顔で活動出来る星研にしたい!!ううん、してみせる!