更新日時:2013-09-03 00:42:56
投稿日時:2013-09-03 00:42:56
名を呼んで
著者の作品紹介
注●C84にて配布したものの再録
名前を呼ぶ、という行為に貴志が新たな意味を見出す…というほど大上段に振りかぶったお話でもないのですが、妖ほどではなくとも人にとっても名前は大事、と貴志が心に刻む物語をいつか書きたいと思っていました。できるならそれは甘く、そしてどこか厳粛なものであって欲しいと思い、多軌をお相手に。「とおる」「たかしさん」と口にした瞬間恥ずかしいやら嬉しいやらで内心ジタバタしている二人の気持ちになって読んでいただけたらと思います。
名前を呼ぶ、という行為に貴志が新たな意味を見出す…というほど大上段に振りかぶったお話でもないのですが、妖ほどではなくとも人にとっても名前は大事、と貴志が心に刻む物語をいつか書きたいと思っていました。できるならそれは甘く、そしてどこか厳粛なものであって欲しいと思い、多軌をお相手に。「とおる」「たかしさん」と口にした瞬間恥ずかしいやら嬉しいやらで内心ジタバタしている二人の気持ちになって読んでいただけたらと思います。