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機動戦士ガンダムRS 第34話 復讐者

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悔いの無い答えを出してくれ」
 サオトメは、アイリス曹長を励ました。
「でも誰かと付き合えばもしかしたらもうラブレターをもらわずにすむかも」
 アイゼッター少尉は、自分の考えを述べた。
「それは、ありうるな。
それにしても選びたい放題という状況で苦労と愚痴るのも贅沢な悩みだ」
 サオトメも賛同しそういった。
「それって妬いてくれてるんですか?」
 アイリス曹長がサオトメに質問した。
「ああ、とてもうらやましい。
俺も同業者や民間人から熱烈なラブレターをもらいたいよ。
それで相手に手紙を書いてみたいよ」
 サオトメは、笑顔でそういった。
「隊長は、紙を使った仕事が大嫌いだっておっしゃっているじゃないですか」
 アイリス曹長は、怒りながらそういった。
「とある撃墜王もアイリス曹長にぞっこんみたいだし何かもてるコツがあるのかな?」
 サオトメは、もう1人アイリス曹長にほれている人がいると話した。
アイリス曹長は、ほほを赤くした。
「心当たりは、あるのか?」
 サオトメは、なおも質問した。
「隊長の意地悪。
もう知りません」
 アイリス曹長は、そのまま怒ってリクリエーションルームを出て行ってしまった。
「ちょっとからかいすぎたか」
 サオトメは、苦笑しながらそういった。
「まったく自分もいるんですから夫婦漫才は、ほどほどにしてください」
 アイゼッター少尉は、先の2人のやり取りを夫婦漫才と評した。
「それは、悪かった」
 サオトメは、苦笑しながら謝った。
サオトメは、お詫びのしるしにアイゼッター少尉に飲み物をおごった。

            ※

 キラ大尉が自室にいるとカズイ二等兵が来た。
「マードック曹長が来て欲しいってさ。
なんか見せたいものがあるって」
 キラ大尉は、モビルスーツに向かった。

            ※

 モビルスーツデッキに着くとフレイ少尉、アスラン中佐とラミアス艦長がいた。
「修理が完了したなら見せておこうと思いまして」
 キラ大尉は、それを見て驚いた。
そこには、中破したストライクガンダムが装備を新しくしてよみがえっていた。
「GAT-X105A、ストライクアヴェンジャー。
修理の際ほかのXシリーズの武装を取り入れさらに一般のコーディネイター用のOSを搭載しています」
 マードック曹長が機体の説明をした。
「キラ大尉がオーブで開発したOS?」
 アスラン中佐がマードック曹長に質問した。
「はい」
 マードック曹長が答えた。
「それで誰が乗るんですか?」
 キラ大尉が質問した。
「アルスター少尉だ」
 アスラン中佐が答えた。
その答えにキラ大尉が驚いた。
「それに伴いアルスター少尉の面倒は、キラ大尉に一任する」
 アスラン中佐がキラ大尉に命令した。
キラ大尉は、さらに驚いた。
「やっぱり俺より知っているやつの方がいいだろ」
 キラ大尉は、アスラン中佐の命令をありがた迷惑に感じた。
「よし。
すぐに慣らし運転をする。
アルスター少尉は、準備をしろ」
 アスラン中佐がフレイ少尉に命令した。
「了解」
 フレイ少尉は、敬礼するとノーマルスーツを着に行きキラ大尉もしぶしぶ着に行った。

              ※

 ストライクアヴェンジャーは、アークエンジェルの艦上でフェイズシフトを展開しダミーソードを持っていた。
相手は、フリーダムガンダムで同じくフェイズシフトを展開しダミーソードを持っていた。
「いきなり僕と模擬戦は、いくらなんでも早すぎるよ」
 キラ大尉は、フレイ少尉に忠告した。
「言ったわね。
二度とそんな大口が叩けないようにしてやるんだから」
 ストライクアヴェンジャーは、フリーダムガンダムに切りかかってきた。
キラ大尉は、相手の動きをよく見てその攻撃をラミネートアンチビームシールドで防いだ。