魔法と恋と世界の平和
なのは
「なんでこんなことするの?」
フェイト
「君が知る必要はない」
なのは
「私は貴女の力になってあげたいの。だから―――」
フェイト
「私には彼がいるから、他の人の手助けなんていらない」
剛
「フェイト、こっちは終わったよ―――」
なのは
「えっ!?剛くん・・・」
剛
「なのはちゃん・・・」
フェイト
「剛、今回は一旦引こう?」
剛
「ゴメン、フェイト。今回だけ約束を破らせてね?」
フェイト
「剛のバカ!!」
アルフ
「あ、フェイト!」
エンジュ
「剛、私はフェイトは納得しないと思うけど一応説明してくるわね?」
剛
「ゴメンね、エンジュ」
エンジュ
「気にしないで♪」
剛
「なのはちゃん、あそこのベンチで二人で話そう?」
なのは
「うん、私も剛くんと話がしたいな」
剛
「あんな誘い込むことしてゴメンね?」
なのは
「別にいいよ。あの女の子のためだったんだよね?」
剛
「うん。フェイトと出会ったのは同時に二個のジュエルシードが見つかった時なんだ」
なのは
「それって私たちが一緒にアースラに行った日のこと?」
剛
「そう。その時、僕とエンジュが担当した方角にある公園、ここだね。この公園がフェイトとの出会いだった」
なのは
「それがあの子の名前?」
剛
「うん。フェイト・テスタロッサ、これが彼女の名前」
なのは
「意味がなく手助けしてたんじゃないんでしょ?」
剛
「まぁね。訳があってなんの理由かは言えないけど、これだけは言えるんだよ。フェイトは利用されてる気がするんだ」
なのは
「そうなんだ・・・・じゃあ、はい」
剛
「えっ?いいの?なのはちゃん?」
なのは
「うん、もとあと言えば、それは剛くんが見つけたやつだもん。それにフェイトちゃんと戦わないで、友達になりたいもん」
剛
「ありがとう。じゃあそろそろ行こうかな?・・・・・はぁ」
なのは
「どうしたの?」
剛
「フェイト怒らせちゃったからさ・・・・」
なのは
「きっと許してくれるよ」
剛
「それを祈るよ。じゃあね。フェイトのことは誰にも話さないでね?」
なのは
「うん、分かったよ」
僕はなのはちゃんとの会話を終えて、フェイトのとこへ向かった。
なのは
「私たちも頑張らないといけないね、レイジングハート。ジュエルシード集めも恋愛も」
レイジングハート
「All right」
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア